☆ 四字熟語 ☆ 


【 「や」の蔵 】
◎夜雨対床:やうたいしょう −蘇軾(ソショク)の詩−
  兄弟が相思う心情のこと。雨の夜、その音を聞きながら兄弟が床を並べて仲良
  く寝ている様子。 「夜雨牀(ショウ)に対す」と訓読する。
  【牀/床(しょう)】(名)
   (1)ねどこ。
   (2)ゆか。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎野心満々:やしんまんまん
  大きな望みを持ってる事。
  「野心」は、身分不相応の大きな望みの事。
◎野蛮草昧:やばんそうまい
  文化が遅れ、世の秩序が乱れていること。
  【野蛮】
   (1)文化の開けていないこと。未開なこと。また、そのさま。蛮野。
   (2)乱暴で礼儀を知らないこと。文化・教養の低さを感じさせること。ま
      た、そのさま。そのような人をもいう。粗野。
  【草昧】
   世の中が未開で、物事が混沌としている状態。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎山雀利根:やまがらりこん
  山雀は頭がよく芸を覚えることができるが、覚えたことを繰り返すことしかで
  きない。つまり、自分が知っていることだけにこだわり、他を知ろうとしない
  こと。
  【山雀(やまがら)】
   スズメ目シジュウカラ科の小鳥。全長約14センチメートル。腹面は栗色、
   のどと目の上が黒く顔はクリーム色、背面は灰色。低山帯の森林にすみ、昆
   虫や木の実などを食べる。鳴き声がよく飼い鳥にもする。日本各地と千島・
   朝鮮半島・台湾に分布。[季]秋。
  【利根(りこん)】
   (1)生まれつき賢いこと。利発なこと。また、そのさま。利口。
      ⇔鈍根
   (2)口がしこい・こと(さま)。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

山雀
− 山雀 −

◎夜郎自大:やろうじだい  −史記(シキ)・西南夷伝(セイナンデン)−
  漢帝国の大きさを知らない夜郎国の王は、自国に漢の使いが来たとき、自国の
  みが大国だと思い込んで、「わが国と漢とではどちらが大きいのか」と尋ねた
  という。つまり、自分の力量を知らずに仲間の中で威張っていること。また、
  知識も力もないのに尊大にふるまうこと。
  【夜郎(やろう)】
   中国、漢代の西南夷の一。現在の貴州省方面に農耕集落を営んだ非漢民族。
   前漢の武帝が平定して郡県を置き、夜郎王などを冊封した。
  【自大(じだい)】
   尊大に構えること。誇り高ぶること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−