☆ 四字熟語 ☆ 


【 「て」の蔵 】
◎亭主関白:ていしゅかんぱく
  家庭内で夫が妻に対して支配者のごとく威張っていること。
  【関白(かんぱく)】
   〔漢書(霍光伝)「諸事皆先関二白光一、然後奏二御天子一」より。近世ま
   で「かんばく」〕
   (1)成人後の天皇を助けて政務をつかさどった重職。関白は、天子の政務
      に関(あずか)り白(もう)すの義で、平安中期、藤原基経をこの任
      にあてたのに始まる。次第にその職名となり、天皇が幼少の時は摂政
      、成人後は関白を任ずる慣例となった。藤原氏がその地位を独占し、
      例外は豊臣秀吉・秀次の二人のみ。一の人。唐名を執柄(しつぺい)
     ・博陸(はくろく)。
   (2)天子の政務にあずかって、意見を申し上げること。
   (3)威力・権力が強く、いばっていること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎適材適所:てきざいてきしょ
               −晋書(シンジョ)・潘岳伝(ハンガクデン)−
  その人の能力・性質によくあてはまる地位や任務を与えること。
  中国、晋の潘岳は容姿が並外れて美しく、洛陽(ラクヨウ)の町を行くと、婦
  人たちが彼をとりまいて果物を投げ、そのために車が果物でいっぱいになった
  という故事かららしいですが、・・・(・・;)?
◎適者生存:てきしゃせいぞん
  環境に適したものだけが生き残るということ。
◎鉄心石腸:てっしんせきちょう
  −蘇軾(ソショク)・李公択(リコウタク)に与(アタ)うるの書(ショ)−
  志が鉄や石のように強くて、何物にも動かされないこと。非常に強い精神力の
  こと。
  【鉄心(てっしん)】
   (1)芯(しん)に鉄が入っていること。
   (2)回転電気機器・変圧器・電磁石などで、コイルの中に入れて磁気回路
      として用いる鋼材。
   (3)鉄のように堅固な心。
  【石腸(せきちょう)】
   きわめて強固な意志。鉄石心。鉄石心腸。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎徹頭徹尾:てっとうてつび
  頭から尾まで貫き徹すということ。つまり、最初から最後まで、ひとつの事を
  やり遂げること。
◎手前味噌:てまえみそ
  自分の家で作った味噌の味を自慢すること。つまり、自分で自分の作ったもの
  をほめること。
  【手前(てまえ)】(名)
   (1)自分のすぐ前。自分に近い方。また、基準にした物より自分に近い方
      。
   (2)他人に対する、自分の立場。面目。体裁。
   (3)腕前。技量。手並み。
    ・
    ・
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎手練手管:てれんてくだ
  あの手この手を使って人を巧みに操ったり、だましたりする手段や方法のこと
  。
  【手練(てれん)】
   人を思うままに操りだます技巧。手管(てくだ)。
  【手管(てくだ)】
   (1)人をうまく操ったり、ごまかしたりする方法・技術。
   (2)遊女が客をたらし込む技術。手練。
   (3)遊女が情夫を持つこと。また、その情夫。間夫(まぶ)。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎天衣無縫:てんいむほう  −霊怪録(レイカイロク)・郭翰(カクカン)−
  天女の衣には縫い目がないということ。つまり、詩歌などにわざとらしさがな
  く自然に作られていて、しかも美しいこと。また、性格が無邪気で飾り気がな
  いこと。
◎天涯孤独:てんがいこどく
  身寄りがひとりもなく、ひとりぼっちであること。また、故郷を遠く離れて、
  ひとりぼっちで暮らすこと。
  【天涯(てんがい)】
   (1)空のはて。また、非常に遠い所。
   (2)世界中。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎天下泰平:てんかたいへい
             −礼記(ライキ)・仲尼燕居(チュウジエンキョ)−
  世の中が穏やかに治まっていて平和であること。また、平穏でのんびりしてい
  ること。
  【太平/泰平】
   (1)世の中がよく治まり平穏である・こと(さま)。平和。
   (2)「太平楽」に同じ。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎電光石火:でんこうせっか
                       −五灯会元(ゴトウエゲン)
  稲妻の光や石を打ったとき出る火のこと。つまり、動きが非常に素早いこと。
  また、非常に短い時間のこと。
  【電光(でんこう)】
   (1)雷放電による線状閃光(せんこう)。いなびかり。いなずま。
   (2)電気を利用した光。
  【石火(せっか)】
   火打ち石を打つときに出る火。一瞬の間やきわめて速い動作のたとえ。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎天真爛漫:てんしんらんまん  −輟耕録(テッコウロク)
  純真で心の中が素直に表れていること。無邪気でこだわることがないこと。
  【天真】
   純粋な性質。自然のままで飾りけのないこと。また、そのようなさま。
  【爛漫/爛<img src="kanji/man01.gif" border="0">】
   (1)花の咲き乱れるさま。
   (2)ありのままに輝き現れるさま。ひかり輝くさま。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎点鉄成金:てんてつせいきん
  鉄に霊薬(レイヤク)を加えて黄金にすること。そこから転じて、古人のあり
  ふれた字句に工夫を加えてすばらしい詩文に作り変えること。
  【霊薬(れいやく)】
   不思議なききめのある薬。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎天罰覿面:てんばつてきめん
  行為の結果がたちどころに現れること。悪事を働くと、その報いとしてすぐさ
  ま天が罰を下すこと。
  【覿面(てきめん)】
   〔「覿」は見る意〕
   (1)結果・効果が即座に表れる・こと(さま)。
   (2)まともに見ること。面と向かうこと。また、そのさま。
   (3)見ている前。その場。即座。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎田夫野人:でんぷやじん
  教養がなく、礼儀を知らない粗野な人のこと。いなかもののこと。
  【田夫(でんぶ)】
   (1)農夫。百姓。
   (2)いなかくさいこと。粗野。
  【野人(やじん)】
   (1)田舎の人。また、飾りけのない、素朴な人。
   (2)野暮な人。洗練されていない人。
   (3)在野の人。民間人。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎天変地異:てんぺんちい
  天地の間に起こる異常な変動のこと。
◎天佑神助:てんゆうしんじょ
  天や神の助け。ご加護。また、偶然に恵まれて助かること。
  【天佑/天祐(てんゆう)】
   天のたすけ。天助。
  【神助(しんじょ)】
   神のたすけ。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−