 | | 【 「さ」の蔵 】 |
◎斎戒沐浴:さいかいもくよく −孟子(モウシ)・離婁(リロウ)・下 −
神仏に祈ったり神聖な仕事に従事したりする前に、飲食や行動を慎み、水を浴
びて心身を清めること。
【斎戒】
祭祀(さいし)などを行う者が心身を清浄にすること。
【沐浴】
髪やからだを洗い清めること。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎才気煥発:さいきかんぱつ
頭脳の働きが人並みよりすぐれて速く、発言や文章などに、その才能が光り輝
いていること。つまり、優れた才能がはじけるように表に出ること。
ひときわ目立つ人物を評するときに使うほめ言葉。
【才気】
すぐれた頭の働き。
【煥発】
〔「煥」は輝く意〕輝くように現れ出ること。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
【煥】
火が赤々と輝く様子。
◎歳月不待:さいげつふたい −陶淵明(トウエンメイ)・雑詩(ザッシ)−
「歳月不待人」(歳月は人を待たず)の「人」を略したもの。
年月は人の都合にかかわらず、淡々と過ぎてゆき、少しの間も止まることがな
い。今の時を大切にし、日々怠けることなく努力せよということ。
◎再三再四:さいさんさいし −紅楼夢(コウロウム)・二七−
たびたび、しばしば。
◎才子佳人:さいしかじん
才能ある男性と美しい女性のこと。つまり、理想的な男女の取り合わせのこと
。
【才子(さいし)】
才知のすぐれた人。才人。⇔才女
【佳人(かじん)】
美しい女の人。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎才子多病:さいしたびょう
天才的な才能のある人は神経が鋭いが、肉体がそれについていけず、とかく病
気がちであるということ。
【才子(さいし)】
才知のすぐれた人。才人。
【才知/才智(さいち)】
才能と知恵。頭のはたらきが鋭いこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎才色兼備:さいしょくけんび
女性が優れた才能を持ち、容貌もまた美しいこと。
【才色(さいしょく)】
才知と容色。
【才知/才智(さいち)】
才能と知恵。頭のはたらきが鋭いこと。
【容色(ようしょく)】
量(きりよう)。とくに、女性の顔かたちの美しさ。
【兼備(けんび)】(名)スル
二つ以上のものを兼ね備えていること。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎西方浄土:さいほうじょうど
阿弥陀仏のいるという極楽浄土。
仏教で西の方にあると言われる清らかな所。
【西方浄土(さいほうじょうど)】〔仏〕
この世の西方、十万億の仏土を隔てたところに存在する、阿弥陀仏の浄土。
極楽浄土。西方安楽国。西方極楽。西方十万億土。西方世界。西方。
【十万億土(じゅうまんおくど)】〔仏〕
(1)娑婆(しやば)、すなわちこの世から、極楽浄土に至るまでの間に無
数にあるという仏土。
(2)転じて、極楽浄土のこと。
【仏土(ぶつど)】
(1)仏の住む世界。仏の国土。浄土。
(2)釈迦が出現して、教化したこの世界。この世界。娑婆世界。
【浄土(じょうど)】〔仏〕
(1)仏が住む欲望や苦しみのない世界。釈迦の西方無勝世界、弥勒仏(み
ろくぶつ)の兜率天(とそつてん)などがあるが、平安後期以降、浄
土教が広まるにつれて主として阿弥陀の西方極楽浄土をさすようにな
った。
⇔穢土(えど)
(2)「浄土宗(しゆう)」の略。
【穢土(えど)】
(1)〔仏〕〔汚れた国土の意〕煩悩(ぼんのう)のある世界。凡夫の住む
この世。現世。
⇔浄土
(2)大便。糞。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三寒四温:さんかんしおん
冬季に三日ぐらい寒い日が続き、その後に四日間ぐらい暖かい日が続くこと。
また、気候がだんだん暖かくなること。
◎三顧之礼:さんこのれい −諸葛亮・前出師表−
礼を尽くして優れた人材を招き入れること。
特に目下に使う。「三顧」に同じ。
【三顧(さんこ)】
〔諸葛亮「前出師表」より。蜀(しよく)の劉備(りゆうび)が諸葛亮を軍
師に迎えようとして、その庵(いおり)を三度訪れた故事による〕人に仕事
を頼むのに、何度も訪問して礼を尽くすこと。
【出師の表(すいしのひょう)】
中国、蜀(しよく)の丞相諸葛亮(しよかつりよう)(孔明)が227年出
陣に際し、後主劉禅(りゆうぜん)に奉じた上表文。先主劉備の遺徳を高め
るように説いたもので、誠忠の情あふれた名文として有名。ほかに「後出師
の表」(228年)がある。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三三五五:さんさんごご
3人や5人くらいでぱらぱらと連れ立って歩くこと。
◎山紫水明:さんしすいめい
日の光の中で山は紫にかすみ、川は澄みきって美しいこと。つまり、自然の風
景が清浄で美しいこと。
【水明(すいめい)】
水が澄んで美しいこと。川の水が日月に照らされて美しく輝くこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三者鼎立:さんしゃていりつ
力のきっ抗する3者が対立すること。
三つどもえ。
【鼎立】(名)スル
(鼎(かなえ)の足のように)三者が互いに対立していること。
【鼎】 (かなえ)
(1)〔金瓮(かなへ)の意〕食物を煮るのに用いた金属の器。
→鼎(てい)
(2)〔夏の禹王(うおう)が九鼎を作り、王室の宝とした故事から〕王位
。また、王位の象徴。
【鼎】(てい)
古代中国の煮炊き用の器の一。一般に円形で三足、また長方形で四足、両耳
があり、殷周時代の青銅製の祭器が有名。伝説に夏の禹(う)王が九鼎をつ
くり王位継承の宝器としたという。→かなえ
−三省堂提供「大辞林第二版」−

− 鼎 −
◎斬新奇抜:ざんしんきばつ
極めて新しく、ふつうの人が思い付かないようなこと。
【斬新】
発想が独自で、それまでに全く類のないさま。
【奇抜】
(1)思いもよらないほど変わっている・こと(さま)。
(2)他に抜きんでてすぐれている・こと(さま)。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三寸之轄:さんずんのくさび。
小さいが欠かすことのできない大切なもののこと。
【楔・轄】
1 木や金属で、一端が厚く他端に至るにしたがって薄くなるように作った
もの。木材・石材を割るとき、重い物を押し上げるとき、差し込んだ材
が抜け落ちるのを防ぐときなどに用いる。責め木。
2 車軸の端の穴に差し込んで車輪の外れるのを防ぐ小さな棒。
3 二つのものを固くつなぎ合わせるもの。きずな。
−デジタル大辞泉(小学館)−
◎三拝九拝:さんぱいきゅうはい
何度も繰り返しお辞儀をすること。また、手紙の終わりに書いて深い敬意を表
す言葉。
【三拝】(名)スル
三度拝礼すること。また、何度も拝礼すること。
【九拝】(名)スル
(1)何度もお辞儀をして、深い敬意や謝意を表すこと。
(2)中国、周代に定めた九種の礼拝形式。稽首(けいしゆ)・頓首(とん
しゆ)・空首・振動・吉拝・凶拝・奇拝・褒拝・粛拝をいう。
(3)天皇の拝賀・奏慶などの際、臣下の行う敬礼の仕方。立って左・右・
左、座って左・右・左、ひざまずいて二度、立って一度礼拝するもの
。
(4)手紙の終わりに記して敬意を表す語。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三百代言:さんびゃくだいげん
明治初期に、資格のない代言人(弁護士)をののしった語から、もぐりの代言
人。また、弁護士をののしっていう語。
「三百」は「三百文」のこと。
【代言】(名)スル
(1)本人に代わって弁論すること。
(2)「代言人」の略。
【代言人】
弁護士の旧称。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三平二満:さんぺいじまん
−黄庭堅(コウテイケン)・四休居士詩(シキュウコジノシ)・序−
「三」「二」は数が少ないことを表し、数が少ない三でも平安、もっと少ない
二でも満足ということ。つまり、十分な数が得られず、満たされない状況にあ
っても、心が平安で満足していること。また、額と鼻とあごの三つが平らで、
両方のほおの二つが膨れている顔のこと。
◎三位一体:さんみいったい
「doctrine of Trinity」より、
キリスト教の根本教義の一つで、三位はすべて本質(ウーシア)において同一
であり、唯一神はこの三つをもつ実体であるという考え方。三位一体論。三一
論。
つまり、父である神、神の子であるイエス、精霊の3つが三位をあらわし、そ
の3つは、1つの神が3つの姿で現れたものであると言うところから・・・?
三つのものが、一つの物の三つの側面であること。また、三者が心を合わせる
こと。
(○ ̄ 〜  ̄○;)ウーン・・・?
◎三面六臂:さんめんろっぴ
3つの顔と6本の腕を持つということ。つまり、一人で多方面に活躍すること
。
【肘/肱/臂(ひじ)】
上腕と前腕とをつなぐ関節。また、その折り曲げたときの外側の部分。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎三令五申:さんれいごしん −史記・孫武伝−
3回命令し、5回言い聞かせること。つまり、なんども繰り返して言い聞かせ
ること。
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