☆ 四字熟語 ☆ 


【 「な」の蔵 】
◎内柔外剛:ないじゅうがいごう  −易経・否卦−
  内心は弱々しいが、外面は強そうであること。また、気が弱いのに、外には強
  気な態度に出ること。
◎内清外濁:ないせいがいだく
  心は高潔だが外面は俗物のように振る舞うこと。つまり、内には清い心を持ち
  ながら、日常の言動は汚れた世間とも妥協しながらいくこと。乱世を生き抜く
  処世術。「内は清く外は濁る」と訓読する。
◎内政干渉:ないせいかんしょう
  他国の政治・外交などに口出しをすること。
◎内平外成:ないへいがいせい  −史記
  内平(ウチタイ)らかに外成(ソトナ)る。つまり、近隣諸国との関係も良好
  で、内政もよく統治された平和な世の中のこと。
◎内憂外患:ないゆうがいかん  −春秋左氏伝(シュンジュウサシデン)
  国内の心配事と、外国との間に生じるやっかいな事態のこと。内にも外にも憂
  慮すべき問題が多いこと。
  「内」は国内、「外」は国外。もとは国内外に解決すべきやっかいな問題が山
  積みしていることを表したが、現在では会社組織などの様子を表すときにも広
  く用いられる。
  【憂(う)】
   〔形容詞「うし」の語幹。多く、「あなう」「こころう」など、他の語と複
   合して用いられる〕つらいこと。悲しいこと。
  【患(かん)】
   憂え。わずらい。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎七転八起:ななころびやおき
  何度失敗しても屈せずに努力すること。
◎南無三宝:なむさんぼう
  仏・法・僧の三宝に帰依(キエ)すること。また、驚いたり失敗したりしたと
  きなどに発する語。しまった。大変だ。なむさん。
  【南無(なむ)】〔梵 namas〕
   仏・菩薩・経などを信じ敬い、それに帰依することを表す語。一般に帰依の
   対象となる語をそのあとに付けて感動詞的に用いる。帰命(きみよう)。納
   莫(のうまく)。なも。
  【三宝(さんぼう)】
  [一](名)
   (1)三種の宝。
   (2)〔仏〕
   (ア)仏と、仏の教えである法と、その教えをひろめる僧。仏・法・僧。
   (イ)仏の異名。
   (3)道家で、耳・目・口。
  【帰依(きえ)】
   神仏や高僧などのすぐれた者を信じ、それによりすがること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
◎難行苦行:なんぎょうくぎょう
         −法華経(ホケキョウ)・提婆達多品(ダイバダッタホン)−
  さまざまな苦労・苦難にたえる修行のこと。つまり、ひどく苦労をすること。
◎難攻不落:なんこうふらく
  攻撃するのが難しくて、なかなか陥落しないのこと。いくら働きかけても、こ
  ちらの思いどおりに承知してくれないこと。
◎南船北馬:なんせんほくば  −淮南子(エナンジ)
  中国の南部は川が多いので船を利用し、北部は山や平原が多いので馬を交通手
  段に用いた。つまり、南や北へ絶えず各地を旅すること、また、忙しく動き回
  ること。