 | | 【 「む」の蔵 】 |
◎無為自然:むいしぜん
老荘思想の基本的立場を表した語。人為的な行為を排し、宇宙のあり方に従っ
て自然のままであること。
【無為(むい)】
(1)あるがままにして作為しない・こと(さま)。ぶい。
(2)何もせずぶらぶらしている・こと(さま)。
(3)〔仏〕因果関係に支配される世界を超えて、絶対に生滅変化すること
のないもの。すなわち、涅槃(ねはん)・真如(しんによ)といった
仏教の絶対的真理のこと。無為法。ぶい。
【老荘思想(ろうそうしそう)】
中国、道家の説に基づき三、四世紀の魏晋(ぎしん)時代に流行した思想。
社会不安と儒家に対する反動から、老子・荘子を尊び超俗的な説を展開、清
談の風を生じた。のち道教の要素となる。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
【自然(しぜん)】
人間の手が加わっていないもともとの姿の意。あるがまま。
◎無為徒食:むいとしょく
何の仕事もせずにブラブラして無駄飯を食べて暮らすこと。
【無為(むい)】
(1)あるがままにして作為しない・こと(さま)。ぶい。
(2)何もせずぶらぶらしている・こと(さま)。
(3)〔仏〕因果関係に支配される世界を超えて、絶対に生滅変化すること
のないもの。すなわち、涅槃(ねはん)・真如(しんによ)といった
仏教の絶対的真理のこと。無為法。ぶい。
【徒食(としょく)】
働かずにぶらぶらと遊んで暮らすこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無為無策:むいむさく
何の対策も無く手をこまねいて見ていること。
【無為(むい)】
(1)あるがままにして作為しない・こと(さま)。ぶい。
(2)何もせずぶらぶらしている・こと(さま)。
(3)〔仏〕因果関係に支配される世界を超えて、絶対に生滅変化すること
のないもの。すなわち、涅槃(ねはん)・真如(しんによ)といった
仏教の絶対的真理のこと。無為法。ぶい。
【無策(むさく)】
何の方策も対策もないこと。前もって何の策もたてていないこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無学文盲:むがくもんもう
学問・知識がなく、文字が読めないこと。また、その人のこと。
【文盲(もんもう)】
文字の読み書きができないこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無我夢中:むがむちゅう
我を忘れて夢中になること。
◎無芸大食:むげいたいしょく −尾張いろはがるた−
大食いするだけで、とりたてて評価できるような才能も特技もないこと。また
、そのような人。ごくつぶし。無駄飯ぐらい。謙遜の意味で使うこともある。
◎夢幻泡影:むげんほうよう −金剛般若経(コンゴウハンニャミョウ)−
人生は夢や幻、泡や影のようにはかないものであるということ。
◎無私無欲:むしむよく
私情がなく、また欲もないこと。
◎無常迅速:むじょうじんそく −六祖壇経(ロクソダンキョウ)−
現世の物事の移り変わりがきわめて速く、むなしいものであるということ。つ
まり、人の一生は短く、死期が思い掛けず早く訪れること。
【無常(むじょう)】
(1)〔仏〕万物は生滅流転し、永遠に変わらないものは一つもないという
こと。⇔常住
(2)人の世の変わりやすいこと。命のはかないこと。また、そのさま。
(3)人間の死。
【迅速(じょんそく)】
すばやい・こと(さま)。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無知蒙昧:むちもうまい
知識・知恵がなく、物事の道理がわからないこと。
【蒙昧(もうまい)】
暗いこと。転じて、物事の道理に暗いこと。また、そのさま。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無茶苦茶:むちゃくちゃ
物事の順序が、筋道立っていないこと。また、物事が度を越して激しいこと。
単に「無茶」ということもある。「むちゃ」を強めていう語。「苦茶」は「無
茶」を強める語。「無茶」も「苦茶」ももともとあった音に漢字を当てたもの
です。
【無茶(むちゃ)】〔「無茶」は当て字〕
(1)道理に合わないこと。筋道の立たないこと。また、そのさま。乱暴。
無茶苦茶。
(2)(悪いことの)程度がはなはだしいこと。普通でないこと。また、そ
のさま。めちゃ。無茶苦茶。
(3)知識がないこと。知らないこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無二無三:むにむさん or むにむざん
−法華経(ホケキョウ)・方便品−
仏教には二乗、三乗といった教えの違いはなく、唯一真実の一乗の教えのみが
あること。つまり、二、三はなく、唯一のこと。また、わき目もふらずに物事
を行うこと。がむしゃら。ひたすら。
◎無念無想:むねんむそう
一切の邪念から離れて、無我の境地に到達した状態のこと。また、単に何も考
えていないことを指すこともある。
【無念(むねん)】
(1)〔仏〕種々の雑念を生む心を消滅させた状態。正念。
(2)悔しく思う・こと(さま)。
【無想(むそう)】
〔仏〕すべての想念を離れること。無念。無心。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無念無想:むねんむそう
一切の邪念から離れて、無我の境地に到達した状態のこと。また、単に何も考
えていないことを指すこともある。
【無念(むねん)】
(1)〔仏〕種々の雑念を生む心を消滅させた状態。正念。
(2)悔しく思う・こと(さま)。
【無想(むそう)】
〔仏〕すべての想念を離れること。無念。無心。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無病息災:むびょうそくさい
病気せず、健康であること。元気なこと。
【息災(そくさい)】
(1)何事もなく達者であること。また、そのさま。
(2)(仏の力で)災害・病気など災いを除くこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無味乾燥:むみかんそう
味わいや面白みがないこと。味気なくてつまらないこと。
◎無欲恬淡:むよくてんたん
欲がなく淡々としていること。つまり、少しも物欲がなくあっさりとしていて
、物事にこだわらないこと。
【恬淡/恬澹/恬(てんたん)】
無欲であっさりしていること。物に執着せず心の安らかなこと。また、その
さま。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無理往生:むりおうじょう
無理矢理に従わせること。強制的に承知・服従させてしまうこと。
【往生(おうじょう)】
(1)・・・(2)・・・(3)・・・(4)・・・
(5)「圧状(おうじよう)(2)」に同じ。
【圧状(おうじょう)】
(1)人を脅して、むりやり書かせた文書のこと。
(2)(「往生」と書く)脅すようにして、いやいや承知させること。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無理算段:むりさんだん
無理をしてお金を作ること。
【算段(さんだん)】
あれこれと手段・方法を考えること。特に、工夫して必要な金をそろえるこ
と。工面。やりくり。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎無理難題:むりなんだい
理屈に合わない無理な注文のこと。実現が到底不可能な要求のこと。簡単に解
決するのが難しい問題のこと。
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