☆ 詩経 ☆


しきょう
【詩経(しきょう)】
 中国最古の詩集。五経の一。
孔子の編と伝えるが未詳。西周から春秋時代に及ぶ
歌謡三〇五編を、風(民謡)・雅(朝廷の音楽)・頌(しよう)(祖先の徳をたた
える詩)の三部門に分けて収録。風は一五に、雅は小雅・大雅の二つに、頌は周頌
・魯頌・商頌の三つに分かれる。現存のものは漢代の人毛亨(もうこう)が伝えた
とされ、「毛詩」ともいう。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
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◎偕老同穴:かいろうどうけつ
                              −王風・大車−
  夫婦が老年になるまでむつまじく連れ添い、死んで同じ墓穴に葬られること。
  つまり、夫婦の愛情が深く仲むつまじいこと。

  【偕老(かいろう)】
   〔詩経(?風、撃鼓・?風、君子偕老・鄭風、女日鶏鳴)〕ともに年をとる
   こと。夫婦が老年になるまでむつまじく連れ添うこと。
  【同穴(どうけつ)】
   (1)夫婦が死んで同じ墓穴に葬られること。
   (2)同じ穴。また、同類。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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◎小心翼々:しょうしんよくよく
                   −大雅(タイガ)・大明(タイメイ)−
  本来は、慎み深くうやうやしいこと。このことから、気が小さくて、びくびく
  していること。

  【小心(しょうしん)】
   (1)気の小さいこと。臆病なこと。また、そのさま。
   (2)細かいところまで注意が行き届くさま。細心。
  【翼翼(よくよく)】
   慎重にするさま。びくびくするさま。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◎切磋琢磨:せっさたくま
                   −衛風(エイフウ)・淇奥(キイク)−
  玉や石を細工しみがく。つまり、学問や人徳をよりいっそう磨き上げること。
  また、友人同士が互いに励まし合い競争し合って、共に向上すること。

  【切磋/切瑳(せっさ)】
   〔玉・石・骨などを切ってみがく意〕学問・伎芸などに励むこと。また、そ
   れによって人格を磨くこと。

  【琢磨(たくま)】
   〔詩経(衛風、淇澳)〕
   (1)玉などをとぎみがくこと。
   (2)修行して、学問・技芸・精神などを向上させること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◎ 戦戦兢兢/戦戦恐恐:せんせんきょうきょう

  恐れてびくびくしていること。何かに恐れて気をつけ慎むこと。

  【戦戦(せんせん)】
   恐れおののくさま。恐れつつしむさま。
  【兢兢(きょうきょう)】
   恐れて自由に動きまわれぬさま。びくびくするさま。
  【恐恐(きょうきょう)】
   恐れかしこまるさま。おそるおそる。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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◎多士済々:たしせいせい or たしさいさい
                   −大雅(タイガ)・文王(ブンノウ)−
  中国戦国時代、羊一匹が逃げたので、それを大勢で追いかけたが、分かれ道が
  多いため取り逃がしてしまった。それを聞いた隣家の思想家楊朱(ヨウシュ)
  は、「学問も同様である」と深く悲しむ様子をしたという。つまり、優れた人
  物が数多くいること。

  【多士(たし)】
   多くの人材。
  【済済(せいせい)】
   多くて盛んなさま。また、威儀がととのったさま。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
  【多士(せいせい)】
   ここでは、多くの優秀な人材のこと。

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◎明哲保身:めいてつほしん

  「明哲、身を保つ」と訓読する。
  理にかなった処理をして身の安全を保つこと。
  徳や知恵のある人は、道理に通じて身を誤ることがないとほめる意味で用いる
  が、自分の身の安全のみを考える処世術の意味にも用いる。

  【明哲(めいてつ)】
   才知があり、物事の道理に通じていること。また、その人やそのさま。
  【保身(ほしん)】
   自分の身体や地位・身分などを守ること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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