◎発憤忘食:はっぷんぼうしょく
葉公(ショウコウ)孔子を子路(シロ)に問ふ。
子路対(コタ)へず。
子曰はく、
「女(ナンジ)奚(ナン)ぞ曰はざる、
『其の人と為りや、憤(イキドオ)発しては食を忘れ、
楽しみては以(モッ)て憂ひを忘れ、
老いの将(マサ)に至らんとするを知らずと爾(シカ)云ふ』」と。
(葉公が子路に孔子はどのような人であるかをあずねた。
子路は答えなかった。
孔子が言った。
「おまえはどうして、言わなかったのか、
『先生の人がらは、何かに発憤しては食事を忘れてそれに打ちこみ、
楽しくなると心配事を忘れて夢中になるというふうで、
老年の迫ってくることにも気がつかない、そういった人です』」と。)
−述而(ジュツジ)−
「発憤して食を忘わする」と訓読し、心を奮い起こして、食事をとるのも忘れ
るほどに励むこと。「憤」は「奮」とも書く。
【発憤/発奮(はっぷん)】
(1)気持ちをふるい起こすこと。
(2)かっとすること。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
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