☆ 孟子 ☆


もうし
 〔「もうじ」とも〕中国、戦国時代中期の思想書。七編。孟子の言行をその弟子
たちが編纂(へんさん)したもの。民生の安定、徳教による感化を中心とする王道
政治を主張し、また性善説に基づく道徳論・修養論を展開している。その文章は議
論体の古文の模範とされる。四書の一で、儒教の必読書とされた。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
cf.
【性善説(せいぜんせつ)】
 人間は善を行うべき道徳的本性を先天的に具有しており、悪の行為はその本性を
汚損・隠蔽することから起こるとする説。正統的儒学の人間観。
孟子の首唱。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
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◎縁木求魚:えんぼくきゅうぎょ

  漢文訓読では、「木に縁(ヨ)って魚を求む」と読み、木によじ登って魚を探
  し求めること。つまり、誤った手段では目的が達成できないこと。不可能なこ
   と。

  【縁木(えんぼく)】
   木によじ登ること。
  【求魚(きゅうぎょ)】
   魚を捕まえようとすること。

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◎斎戒沐浴:さいかいもくよく
                         −離婁(リロウ)・下 −
  神仏に祈ったり神聖な仕事に従事したりする前に、飲食や行動を慎み、水を浴
  びて心身を清めること。

  【斎戒(さいかい)】
   祭祀(さいし)などを行う者が心身を清浄にすること。
  【沐浴(もくよく)】
   髪やからだを洗い清めること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◎事大主義:じだいしゅぎ

  自分のしっかりした考えを持たず、権力のあるものに従って自己の安全を図る
  こと。また、信念や主張を持たず、権力者や大国に付き従うこと。
  植民地には、独立主義と事大主義の葛藤があることが多い。

  【事大(じだい)】
   〔孟子(梁恵王下)「惟智者為二能以レ小事大」〕弱い者が強い者に仕え従
   うこと。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◎自暴自棄:じぼうじき
                          −離婁(リロウ)・上−
  自分で自分の身をそこなうこと。やけくそ・すてばちになること。

  【自暴(じぼう)】
   自分で自分を損なうこと。自分自身を大切にしないこと。
  【自棄(じき)】
   自分の身を粗末にして顧みないこと。すてばちになること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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◎読書尚友:どくしょしょうゆう
                        −万章(バンショウ)・下−
  書物を通じて昔の賢人に親しむこと。

  【尚友(しょうゆう)】
   書物を読んで昔の賢人を友とすること。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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◎匹夫之勇:ひっぷのゆう
                               −梁恵王下−
  思慮浅く、ただ血気にはやってがむしゃらに行動したがるだけの勇気のこと。

  【匹夫(ひっぷ)】
   身分の低い男。また、道理をわきまえない卑しい男。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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◎余裕綽綽:よゆうしゃくしゃく

 【原】「吾が進退、綽綽然として、余裕あらざらんや」
                     −公孫丑(コウソンチュウ)・下−
  ゆったりとしてあせらない、落ち着いていること。

  【綽綽(しゃくしゃく)】
   ゆとりのあるさま。こせつかないさま。綽然。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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