季節の言葉一月



【 睦月(むつき) 】
 睦月とは、睦む(仲良く親しみあう)月という意味。
新しい年を、上も下も老いも若きも集い合って仲良く迎
える月。嘉月、初陽、初春月などのおめでたい異称もあ
る。新しい年が健やかな一年でありますように。

 初春、寒の入り、松の内、七草粥、小正月、寒土用、
 厳寒、寒風、樹氷、寒雷、風


【 小寒(しょうかん)】
 1月5日は二十四節気のひとつの小寒に当たります。小寒とは寒さが最
も厳しくなる前とか、寒さが加わる頃という意味で、いわゆる『寒の入り
』のことです。小寒後15日で大寒に入り、大寒後15日で寒が明ける、
つまり、小寒から節分までが寒の内です。寒の内とは一年の内最も気候の
寒い季節のことで、暦の上の寒の内が実際には気温の最も低い季節です。

【 寒の内(かんのうち)】
 冬至の日から数えて15日目の1月5日が小寒。この日から始
まる15日と大寒の15日の計30日間の立春の前日までが寒の
内となります。1年で一番寒い時期なので寒中水泳や裸参り、寒
稽古などの耐寒行事が全国で行われます。また、しみ豆腐造りな
ども始まり、昔の人の寒さの厳しさをいかした知恵を感じます。

【 大寒(だいかん)】
 1月20日は二十四節気のひとつの大寒に当たります。
立春の前の15日間、またはその初日で1年で寒さがもっ
とも厳しくなるころ時期です。明治35年の1月25日に
は映画で有名になった青森第五連隊の八甲田山遭難も起き
約200 名の遭難者を出しました。

【 花の内 】
 お正月の1月15日から31日までの期間を指す言葉で、元旦
から7日までの『松の内』や1月4、5日の小寒に始まる30日
の『寒の内』と呼ばれいるのと同じような意味です。東北地方で
ヒエ、アワの穂や削り花を立てておくので、こう呼ばれたと言い
ます。また、1月15日の『小正月』には木の枝にモチや団子を
刺して豊作祈願するので『花正月』とも呼ばれ、稲の予祝を行う
ので稲の花にかけて『花の内』という説もあります。


【 しばれる 】
 東北から北海道にかけて使われる放言で、寒さ
のあまりじっとしていると手足の指が痛くなり、
さらに耳や鼻も凍てつくほどの寒さを言います。

【 冬晴(ふゆばれ)】
 大平洋の気候で厳寒の頃の澄み切った晴天。
 野外の空気はひんやりするほどに冷たく、ま
わりの風景が鮮明にみえる。

【 真冬日(まふゆび)】
 近年、気象庁が使っている言葉で、1日の最低気温が0度
未満の場合は『冬日』といいますが、最高気温が0度以上上
がらない日を真冬日と呼んでいます。北海道、東北などの内
陸部では今の時期に真冬日を迎える場所があります。

【 夜ばなし 】
 冬の寒い夜には炉端などに集まって物語の話しを聞くこと。
 雪国の人にとっては雪に閉じ込めらたこの季節では、数少な
い娯楽のひとつでもあった。そんな形で民話などが語り継がれ
ていきました。




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