☆ 宇野千代 ☆ 


うの ちよ
【1897−1996:小説家・エッセイスト・編集者・着物デザイナー】
 明治30(1897)年に岩国市川西で生まれ、岩国高等女学校を卒業後、川下
小学校で代用教員を務め、その際の恋愛事件がきっかけで、追われるように故郷を
離れ、上京。その後の人生は、実に奔放華麗。昭和10(1935)年に発表され
た「色ざんげ」、昭和32(1957)年の「おはん」、昭和44(1969)年
の「風の音」、そして昭和53(1978)年の「ある一人の女の話」は、どれも
自伝的要素が強く、特に岩国を舞台にした「おはん」は名作の誉れ高く、その後、
吉永小百合主演で映画化もされ、いよいよその名声は高まりました。野間文芸賞、
女流文学賞、芸術院賞などを受賞し、昭和47(1972)年、芸術院会員。昭和
57(1982)年、第三十回菊池寛賞受賞。平成2(1990)年には文化功労
者にも選ばれて、文壇の最長老として広く尊敬を集めた宇野さんでしたが、しかし
、その素顔は亡くなるまで無垢にして健気、一途な一女性であり、同時にまた華麗
にしてたくましい、才色兼備の「女文士」でした。
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◇ うまくいっている夫婦というのは、
  お互い言いたいことを言っているように見えても、
  言うべきことと、
  言ってはいけないことをちゃんとわきまえている。
                    「人生学校」

◇ 仕事は楽しんで続けるのが鉄則である。
  どんな仕事も天職になる。
               「人生学校」

◇ 幸福のかけらは幾つでもある。
  ただ、
  それを見つけだすことが上手な人と、
  下手な人とがある。

◇ 人生は行動である

◇ 人間は二つのことを同時に考えることはできません。
  一歩を踏み出した人間にはすでに過去は消え、
  目の前には洋々たる道がひらけてくるのです。
                     「人生学校」

◇ 最も身近な人を幸せにすることは
  最も難しいことであり、
  それ故に
  最も価値のあることである。
            「人生学校」

◇ 陽気は美徳、
  陰気は罪悪。
  挫折はあなたをたくましくする。
            「人生学校」