☆ 高村光太郎 ☆
たかむらこうたろう
【1883−1955:詩人・彫刻家】
東京生まれ。光雲の子。彫刻を学びロダンの影響を受ける。また、早くから詩を
発表。詩集「道程」「典型」「智恵子抄」、美術評論「美について」、訳書「ロダ
ンの言葉」、彫刻に「手」など。なお、妻智恵子も画家として知られる。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◇ 如何なるときにも自然を観察せよ、
自然に彫刻充満す。
◇ 重いものをみんな棄てると、
風のように歩けそうです。
◇ 仕事には本筋の仕事と本筋でない仕事とがある。
本筋の仕事とは根のある仕事、
本筋でない仕事とは器用だけの仕事である。
◇ 前後のわからないような、
むつかしい考に悩んだりする事がある度に、
小父さんはまず足の事を思ってみる。
自分がほんとにしっかり立って、
頭を上にあげているかしらと思ってみる。
「小父さんが溺れかけた話」
◇ 僕の前に道はない
僕の後ろに道はできる。
◇ 道端のがれきの中から、
黄金を拾い出すというよりも、
むしろがれきそのものが黄金の仮装であったことを
見破る者は詩人である