☆ 志賀直哉 ☆
しがなおや
【1883−1971:小説家】
宮城県生まれ。東大中退。武者小路実篤らと「白樺」を創刊。父親との確執によ
り作家としての主体を確立、強靭(きようじん)かつ純粋な自我意識と明晰(めい
せき)な文体によって、独創的なリアリズム文学を樹立した。代表作「大津順吉」
「城の崎にて」「和解」「暗夜行路」
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◇ 過去は過去として葬らしめよ。
「暗夜行路」
◇ 幸福というものは受けるべきもので、
求めるべき性質のものではない。
求めて得られるものは幸福にあらずして快楽だ。
◇ 自己嫌悪がないといふ事は其人が自己を熱愛する事のない証拠である。
「青臭帖」
◇ 大地を一歩一歩踏みつけて、
手を振って、
いい気分で、
進まねばならぬ。
急がずに、
休まずに。
「暗夜行路」
◇ 正しく書く事によって初めて考えをより明瞭に且つ確実にすることが出来る。
「現代文章講座」
◇ 一つの考えというものは正しくないかだけでは評価出来ない。
「青臭帖」