☆ 空海 ☆ 


くうかい
【774−835:真言宗開祖】
 諡号(しごう)、弘法大師。讃岐の人。804年最澄(さいちよう)らとともに
入唐し、長安の青竜寺恵果(けいか)に学ぶ。806年帰朝して高野山金剛峰寺(
こんごうぶじ)を開く。嵯峨天皇より東寺(教王護国寺)を賜り、その翌年には大
僧都に任ぜられた。日本最初の庶民学校である綜芸種智院(しゆげいしゆちいん)
を設立。書にすぐれ三筆の一人にあげられ、「風信帖」などの名品がある。また、
詩文にも秀でた。後世、広く庶民信仰の対象として尊ばれた。著「三教指帰(さん
ごうしいき)」「十住心論」「弁顕密二教論」「性霊(しようりよう)集」「文鏡
秘府論」「篆隷(てんれい)万象名義」ほか。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
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◇ 心暗きときは、
  即ち遇うところことごとく禍なり。

◇ 五大にみな響きあり、
  十界に言語を具す、
  六塵ことごとく文字なり、
  法身はこれ実相なり。

◇ 此の身は脆(モロ)きこと泡沫(ホウマツ)の如し、
  吾が命の仮なること夢幻の如し。

◇ 生はこれ楽にあらず、
  衆苦の集まる所。
  死また楽にあらず、
  衆憂たちまち迫る。

◇ 物の興廃必ず人に由る。
  人の昇沈定めて道に在り。