☆ 勝海舟 ☆ 


かつかいしゅう
【1823−1899:幕末・維新期の政治家・幕臣】
 江戸末期の幕臣・政治家。名は義邦(よしくに)、のち安芳(やすよし)。通称
、麟太郎。海舟は号。江戸の人。蘭学・兵学に通じ、蕃書翻訳所に出仕。1860
年咸臨(かんりん)丸を指揮して太平洋を横断。64年海軍奉行。西郷隆盛と会見
して江戸城明け渡しに尽力。維新後海軍大輔・枢密院顧問。著「海軍歴史」「吹塵
録」「氷川清話」など。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
いらっしゃい!┗|・o・|┛┗|⌒O⌒|┛まし〜ん!ご利用は計画的に

◇ 一度で成功しなければ、
  何度でも成功するところまでやり続ける。
  とかく世の人は事業の成功するまでに、
  はや根気が尽きて疲れてしまうから、
  大事ができぬのだ。

◇ おこないはおれのもの、
  批判は他人のもの、
  おれの知ったことじゃない。

◇ こと未だ成らず、
  小心翼々。
  ことまさに成らんとす、
  大胆不敵。
  ことすでに成る、油断大敵。

 ◎小心翼々:しょうしんよくよく
          −詩経(シキョウ)・大雅(タイガ)・大明(タイメイ)−
  本来は、慎み深くうやうやしいこと。このことから、気が小さくて、びくびく
  していること。
   【小心(しょうしん)】
   (1)気の小さいこと。臆病なこと。また、そのさま。
   (2)細かいところまで注意が行き届くさま。細心。
  【翼翼(よくよく)】
   慎重にするさま。びくびくするさま。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
 ◎大胆不敵:だいたんふてき
  敵を恐れず度胸のあること。
 ◎油断大敵:ゆだんたいてき  −江戸&尾張いろはがるた−
  気を許すと大きな失敗をするということ。

◇ 事を遂げる者は愚直(グチョク)でなければならぬ。
  才走(サイバシ)ってはうまくいかない。

  【愚直(ぐちょく)】
   正直すぎて気のきかない・こと(さま)。馬鹿正直。
  【才走る(さいばしる)】
   「才気走る(さいきばしる)」に同じ。
  【才気走る(さいきばしる)】
   いかにも才能がありそうに見える。また、才能にまかせて事をする。才走る
   。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◇ それ御覧ナ、
  機があるのだもの、
  機が過ぎてから、
  なんといったって、
  それだけのことサ。

◇ 生業(ナリワイ)に貴賤(キセン)はないけど、
  生き方に貴賤があるねえ。

  【生業(なりわい)】
   〔「なり」は生産の意〕
   (1)生計を立てていくための仕事。すぎわい。
   (2)農耕に従事すること。また、農作物。
  【貴賤(きせん)】
   身分の高い人と低い人。貴いことと卑しいこと。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◇ 人はどんなものでも決して捨つべきものではない。
  如何に役に立たぬと入っても、
  必ず何か一得はあるものだ。

◇ 人はみな、さまざまに長ずるところ、信ずるところを行えばよいのサ。
  社会は大きいからあらゆるものを包容して毫(ごう)も不都合はない。

  【毫(ごう)】
   〔細い毛の意〕
   (1)きわめてわずか。ほんの少し。→毫も
   (2)尺度・量目などの単位。釐(り)の一〇分の一。毛(もう)。
   (3)筆の穂先。
  【毫も(ごうも)】
   (副)わずかも。少しも。下に打ち消しの語を伴って用いる。
   「―反省の色がない」
   「干渉云々に―不平はあるべからず/福翁百話(諭吉)」
                            −大辞林第二版−