☆ 貝原益軒 ☆ 


かいばらえきけん
【1630−1714:儒学者・博物学者・庶民教育家】
 江戸前期の儒学者・本草家・教育思想家。筑前生まれ。名は篤信。初め損軒と号
した。福岡藩儒。朱陸兼学から朱子学に帰し、本草などにも目を向け、博物学的実
証主義に立って窮理の道を重視。著「大疑録」「大和本草」、医書の「養生訓」、
子女の教育を説いた「和俗童子訓」など多数。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
cf.
【本草(ほんぞう)】
(1)植物のこと。
(2)特に、漢方医術で薬の原料とする薬用植物。また広く、薬用となる動植鉱物
   を含めてもいう。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
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◇ 怒りの後、
  早く食すべからず。
  食後、
  怒るべからず。
  憂いて食すべからず。
  食して憂うべからず。
        「養生訓」

  【愁い/憂い(うれい)】
   (1)悪い状態になることを予想し心配すること。不安。
   (2)心中にいだくもの悲しい思い。憂愁。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

◇ 知って行わざれば、
  知らざるに同じ。

◇ 人生まれて学ばざれば生まれざるに同じ。
  学んで道を知らざれば学ばざるに同じ。
  知って行わざれば知らざるに同じ。

◇ 百病は皆気より生ず。
  病とは気病む也。
  故に養生の道は気を調(トトノウ)るにあり。

◇ 道に従い身を保ちて、
  長命なるほど大なる福なし。

◇ 身に奉ずること薄きを倹約とし、
  人に奉ずること薄きを吝嗇(リンショク)とす。

  【吝嗇(りんしょく)】
   ひどく物惜しみする・こと(さま)。けち。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−