☆ 井原西鶴 ☆ 


いはらさいかく
【1642−1693:江戸前期の浮世草子・浄瑠璃作者・俳人】
 大坂の人。本名は平山藤五。別号、鶴永・二万翁など。談林俳諧で、自由奔放な
句を詠みオランダ西鶴といわれ、また、一昼夜独吟二万三千句を詠み、矢数俳諧に
終止符を打った。西山宗因没後、もっぱら浮世草子作者として雅俗折衷の文体で性
欲・物欲・義理・人情などをテーマに好色物・武家物・町人物などに多くの傑作を
残した。著「西鶴大矢数」「好色一代男」「好色五人女」「武家義理物語」「日本
永代蔵」「世間胸算用」「本朝二十不孝」「西鶴置土産」など。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
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◇ 一日まさりになじめば、
  人ほどかはいらしき者はなし。
          「好色一代男」

◇ 銭一文天から降らず。
  また地から湧くことなし。

◇ その身はたらかずして、
  銭が一文天から降らず、
  地から湧かず。
   浮世草子「日本永代蔵」

◇ 人間は欲に手足の付いたるものぞかし。
               「諸艶大鑑」

◇ 人の心程、
  かわり易きはなし。
    「本朝二十不幸」

◇ 世に住むからは何事も案じたるが損なり。