☆ L・N・トルストイ ☆ 


Лев Николаевич Толстой
/レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ

【1828−1910:ロシアの小説家・思想家】
 モスクワから200kmほど南にあるヤースナヤ・ポリャーナで、名門伯爵家の
四男として生まれる。大学では勉強が肌に合わず社交界の生活に溺れるが、中途退
学ののち軍隊に入る。ここで『幼年時代』(1852)、『少年時代』(1854
)、『青年時代』(1857)の「自伝3部作」を発表する。また、自らの戦争体
験を描いた作品も数多く発表した。すでに文名を確立した彼は、先輩ツルゲーネフ
のすすめもあり、軍務を退いて文筆に専念する。徹底して「戦争反対」の姿勢を貫
き、宗教や貴族社会や文明生活よりも「人間性」を追及した。そんな彼の思想が込
められた作品は、世界中に人から愛された。生前は評価されなかったり、経済的に
苦しみ続けた大作家は少なくない。しかし、トルストイはそのどちらの意味でも恵
まれた作家であったといえる。
いらっしゃい!┗|・o・|┛┗|⌒O⌒|┛まし〜ん!ご利用は計画的に

◇ ああ、金、金!
  この金のためにどれほど多くの悲しいことがこの世に起こることであろうか!

◇ 愛あるところには神もおわす。

◇ 悪に対して悪をもって報いることは、
  幸福を失うことである。
  悪に対して愛をもって報いることは、
  幸福を得ることである。
  人間にとって最高の幸福は、
  一年の終わりにおける自己を、
  その一年の始めにおける自己よりも、
  遥かに良くなったと感ずることである。

◇ いかなる活動も、
  それが個人の利益に基礎を置いていないかぎり、
  強固なものではあり得ないと思うのです。
  これは普遍的な、
  哲学上の真理です。

◇ いかなる時でも、
  お辞儀はし足り無いよりも、
  し過ぎた方がよい。

◇ 一生涯ひとりの異性を愛することは、
  一本の蝋燭が生涯燃えることと同じである。

◇ 男の使命は広く。
  女の使命は深し。
    「戦争と平和」

◇ 学問のある人とは本を読んで多くのことを知っている人である。
  教養のある人とはその時代に最も広がっている知識やマナーをすっかり心得て
  いる人である。
  そして有徳の人とは自分の人生の意義を理解している人である。

◇ 神のもとには大きなものも小さなものもありはしません。
  人生においてもまた、
  大きなものも小さなものもありはしません。
  あるものはただ、
  まっすぐなものと曲がったものだけです。
              「光りあるうちに光の中を歩め」

◇ 神は人間に額に汗して働けと命じている。
  銀行に金を積んで、
  何もしないで食べていこうとするのは人間の掟に反することだ。

◇ 逆境が人格を作る。

◇ きわめてつまらない小さなことが性格の形成を助ける。

◇ 最上の幸福は、
  一年の終わりにおいて、
  年頭における自己よりも、
  良くなったと感じることだ。

◇ 時間が流れる、
  と私たちはいう。
  これは正しくない。
  進んでいるのは、
  私たちであって時間ではない。

◇ 死への準備をするということは、
  良い人生を送るということである。
  良い人生ほど、
  死への恐怖は少なく、
  安らかな死を迎える。
  崇高なる行いをやり抜いた人には、
  もはや死は無いのである。

◇ 人類はいまだかつて宗教なしに生きてこなかったし、
  また生きていけない。

◇ 天才とは異常なる忍耐者をいう。

◇ 時は過ぎ去るけれども、
  ひとたび発せられた言葉は永久に後に残る。

◇ 人間はしばしば、
  他人の欠点をほじくることによって、
  自分の存在をきわだたせようと考える。
  だが彼は、
  それによって自分の欠点をさらけだしているのである。
  人間は聡明で善良であればあるほど、
  他人のよさをみとめる。
  だが愚かで意地わるであればあるほど、
  他人の欠点をさがす。

◇ 憤怒は他人にとって有害であるが、
  憤怒する当人にはもっと有害である。

◇ もしも諸君が今日よいことをすることができるならば、
  決してそれを延期してはならない。

◇ わたしたちは踏みなれた生活の軌道から放りだされると、
  もうだめだ、
  と思います。が、
  実際はそこに、
  ようやく新しいものが始まるのです。
  生命のある間は幸福があります。