☆ ラ・ロシュフーコー ☆ 


Francois VI, duc de La Rochefoucauld
/ラ・ロシュフコー公爵フランソワ6世

【1613−1680:フランスの作家・モラリスト・政治家・思想家】
 リシュリューに反対して王妃マリー・ド・メディシスの側につき、数々の恋愛事件
や政治上の陰謀事件にまき込まれ、亡命生活を強いられた(1639−1642)。
フロンドの乱に関わり、パリ包囲戦で負傷.1652年にも再び負傷し、田舎に引き
こもる。引退生活中に著した「回想録」を1664年に出版するが、あまりに反感を
かったため、自分が作者であることを否定した。一般的には「箴言」という名で親し
まれている「自省録あるいは道徳的格言と箴言」(初版1665年)が代表作で彼は
この作品によって、フランス文学の用語“箴言”の代表的人物となった。
いらっしゃい!┗|・o・|┛┗|⌒O⌒|┛まし〜ん!ご利用は計画的に

◇ 愛する人に本当のことを言われるよりも、
  だまされているほうがまだ幸せなときがある。

◇ 大きな仕事を企てる場合には、
  機会をつくり出すごとよりも、
  目前の機会を利用するように努めるべきである。
                  「箴言と考察」

◇ 期待したり、
  恐れなくなったりしたら、
  もうおしまいだ。

◇ 期待と不安は分かちがたい。
  期待のない不安はないし、
  不安のない期待はない。
   「運と気まぐれに支配される人たち」

◇ 恋は火と同じように絶えず揺れ動いてこそ保たれる。
  期待したり、
  恐れなくなったりしたら、
  もうおしまいだ。

◇ 自分の腕前を隠す心得があることこそ、
  大きな腕前である。

◇ 真の勇気は第三者の目撃者のいない場合に示される。
                       「箴言」

◇ それ自体不可能なことはあまりない。
  ただわれわれには、
  ぜひとも成しとげようという熱意が、
  そのための手段以上に欠けているのである。

◇ 大多数の人間にとって、
  正義を愛するとは、
  不正を我が身にこうむるのが怖いということを意味している。

◇ 大多数の若者たちは、
  不躾(ブシツケ)と無作法を天真爛漫のつもりでいる。

◇ 知はいつも情に一杯食わされる。

◇ 悲運に耐えるより、
  幸運に耐えるためにこそ、
  大きな能力が要る。
   「運と気まぐれに支配される人たち」

◇ 一つも馬鹿なことをしないで生きている人間は、
  彼が自分で考えているほど賢明ではない。

◇ 不可能なことはない。
  すべてに至る道がある。

◇ 不在は、
  小さき恋情を消すが、
  大いなる恋慕は尚募らせる。
  風が蝋燭の火を吹き消せども、
  盛る炎はなお煽るがごとし。

◇ われわれは生涯の様々な年齢にまったくの新参者としてたどりつく。
  だから、
  多くの場合、
  いくら年をとっても、
  その経験においては経験不足なのである。

◇ われわれは、
  どちらかといえば、
  幸福になるためよりも、
  幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているようである。

◇ われわれは皆、
  他人の不幸には耐えていく力を持っている。
  【英】We all have strength enough
     to bear the misfortune of others.