David Herbert Lawrence/デーヴィッド・ハーバート・ロレンス
【1885−1930:イギリスの作家・詩人】
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貧しい炭鉱労働者の子として生まれ、苦学しながらノッティンガム大学を卒業後
、1908年にロンドンで教師となる。大学時代から詩を発表していたが、191
1年にエドワード・ガーネットの尽力で処女小説「白孔雀」を発表、さらに191
3年には自伝的小説「息子と恋人」で認められる。
1912年に大学時代の師であるウィークリーの妻フリーダと恋に陥り、大陸へ
駆け落ちする。1913年に帰英しフリーダとの生活を背景に人間の性関係を追求
した「虹」(1915)・「恋する女たち」(1916)を発表するが、「虹」の
発禁処分や第一次大戦中であったためドイツ国籍をもつ妻フリーダへの迫害などの
ため、大戦終結と同時に再び英国を去り、各地を放浪しながら、「エアロンの杖」
(1922)・「カンガルー」(1923)・「翼のある蛇」(1926)・「チ
ャタレイ夫人の恋人」(1928)などを発表。
とくに、「チャタレイ夫人の恋人」は、物質文明により侵食された人間性を〈性
の優しさ〉により回復しようというロレンスの思想の集大成ともいうべき傑作であ
るが、赤裸々な性的描写のため発禁処分を受けた。
呼吸器疾患のため、療養地の南仏ヴァンスで死去。
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