☆ アラン ☆


Alain/アラン(ペンネーム)
本名Emile-Auguste Chartier
/エミール=オーギュスト・シャルティエ

【1868−1951:フランスの人生哲学者・モラリス】
 ノルマンディー地方のモルターニュ生まれ。高等師範学校卒業後、リセの教師と
なる。過去の偉大な哲学者達の思想と彼独自の思想を絶妙に絡み合わせた彼の哲学
講義は、学生に絶大な支持を受け、彼の教え子達の中からは、後の哲学者が多く輩
出されている。女流哲学者のシモーヌ・ヴェイユは彼の教え子。ルーアンのリセで
教えていた時に、アラン名義で「デペーシュ・ド・ルーアン(Depeche d
e Roueu)」紙にコラム「プロポ(propos)」を寄稿し始める。
 平和主義と反戦思想を持ちながら、46歳で、第一次世界大戦に志願して従軍。
3年後に除隊してアンリ四世校の教職に戻る。
 65歳で教職を退職し、83歳で亡くなるまで執筆活動を続けた。
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◇ 金を持つにもさまざまな流儀がある。
  いわゆる金もうけの上手な人は、
  無一文になったときでも、
  自分自身という財産をまだ持っている。

◇ 思索する人で成功するのは、
  行う人だけである。

◇ 社会は、
  何も要求しない人には、
  何一つ与えない。
         「幸福論」

◇ どんな職業も、
  自分が支配しているかぎりは愉快であり、
  自分が服従しているかぎりは不愉快である。

◇ 人がいらだったり、
  不機嫌だったりするのは、
  あまり長いあいだ立ち通しでいたせいであることがよくある。
  そういう時、
  その人の不機嫌に対して理屈をこねあげたりしてはいけない。
  椅子をさしだしてやるがいい。
                          「幸福論」