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− おまけ −

オリンポス十二神々・ローマの神々etc.
(ギリシャの神々その他)
皆既日食(2009/07/22・硫黄島・by NHK) 修羅と帝釈天の戦い(日食) 月になったうさぎ(ジャータカ神話)

太陽
月
修羅と帝釈天の戦い(日食)】
【修羅と帝釈天の戦い(日食)】
 古代インドで「日食」は、修羅が帝釈天との戦いに破れ、日月を掻き晦(くら)
まして身を隠すためであるという話があります。
 古代インドの天文では、九惑星のうち、第8惑星と第9惑星が太陽と月を呑み込
んでしまう悪神ラフであると考えられていました。
 ラフは、神々が乳海を攪拌(かくはん)して作った不老不死の酒を饗宴にまぎれ
入って盗み飲んでしまいました。そのことを日神スリイアと月神チャンドラとが最
高神ヴィシュヌに知らせました。すると、怒ったヴィシュヌは、宝輪で悪神ラフの
首と手足を断ち切ってしまったのです。ところが霊酒の奇特で、その後、手足も不
死の命をえて天を駆け回り、時には告げ口をした日や月を呑んで、せめても鬱憤(
うっぷん)をはらしているとのことです。
 インド天文学の第8惑星「ラゴ」(Rahu/意味:竜頭/音訳:羅(目候))
第9惑星「ケイト」(Ketu/意味:竜尾/音訳:計都)で、日月食をおこす架
空の天体です。
 cf.
 【修羅(しゅら)】
 [一]〔仏〕「阿修羅(あしゆら)」の略。
 [二]・・・
 【阿修羅(あしゅら)】
  [補足説明梵] Asura の音写。非天と訳す。「あすら」とも
 (1)インド神話の悪神。インドラ神(仏教では帝釈天)と戦うとされる。釈迦によって教化されたとみなす場
    合は、八部衆の一つとして仏教の守護神。また、六道の一つで、常に戦い合う世界の存在ともされる。興
    福寺の三面六手の像が有名。修羅。
 (2)「阿修羅王」に同じ。
 【阿修羅王(あしゅらおう)】
  阿修羅の長。修羅王。阿修羅。
 【帝釈天(たいしゃくてん)】
  〔梵akra devnm indra〕梵天とともに仏法の守護神。十二天の一で東方を守る。須弥山(し
  ゆみせん)頂の利天(とうりてん)の主で喜見城に住む。ベーダ神話のインドラ神が仏教に取り入れられたも
  の。天帝釈。
 【攪拌(かくはん)】
  〔「こうはん(攪拌)」の慣用読み〕かきまぜること。かきまわすこと。
 【宝輪(ほうりん)】
  「九輪(くりん)」に同じ。
 【九輪(くりん)】
 (1)寺院の塔の頂上を飾る相輪の部分の名。露盤上の請花(うけばな)と水煙との間にある九つの金属製の輪
    。宝輪。空輪。
 (2)俗に相輪のこと。
 【相輪(そうりん)】
  仏塔の最上部にある装飾部分。下から露盤・伏鉢(ふくばち)・請花(うけばな)・九輪・水煙・竜舎・宝珠
  の七つから成る。相輪全体を九輪と称することもある。青銅製・鉄製・石製などがある。
 【鬱憤(うっぷん)】
 (1)心の中に積もり重なった怒り・恨み。
 (2)不平・不満が心に積もりこもること。
                                    −三省堂提供「大辞林第二版」−
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月になったうさぎ(ジャータカ神話)】
 古代インドのジャータカ神話から「月」と「うさぎ」の物語。
 昔「うさぎ」と「きつね」と「さる」の三匹が仲良く暮らしておりました。三匹
は前世の行いが悪いから今は動物の姿になっているので、世のため人にためになる
ような良いことをしとうといつも話し合っておりました。帝釈天はこの話を聞いて
いて何か良い事をさせてあげようと老人の姿になって三匹の前に現れました。三匹
は老人のために色々世話をしてあげました。「さる」は木に登って果物や木の実を
採ってきてあげました。「きつね」は川の魚を採ってきてあげました。しかし、「
うさぎ」にはこれといった特技がありませんでした。「うさぎ」は老人にたき火を
してもらい、
 「私には何の特技もありませんので、
  せめて私の身を焼いてその肉を召し上がってください」
と言うや、火の中に飛び込んで黒こげになってしましました。これを見た老人は帝
釈天の姿に戻り
 「お前たち三匹はとても感心なもの達だ。
  きっとこの次に生まれ変わったときには
  人間として生まれてくるようにしてあげよう。
  とくに「うさぎ」の心がけは立派なものだ。
  この黒こげになった姿は、
  永遠に月の中に置いてあげることにしよう」
と言ったそうです。こうして月には、黒こげになったうさぎの姿が見えるそうです

 cf.
 【ジャータカ〔梵J?taka〕】
  ⇒本生経(ほんしようきよう)
 【本生経(ほんしょうきょう)】
  〔梵J?taka〕釈迦が前世にまだ修行者であった頃の説話をまとめたもの。十二部経の一。本生譚。ジャ
  ータカ。
 【本生譚(ほんじょうたん)】
  ⇒本生経(ほんしようきよう)
 【帝釈天(たいしゃくてん)】
  〔梵 S?akra dev?n?m indra〕梵天とともに仏法の守護神。十二天の一で東方を守る。
  須弥山(しゆみせん)頂の利天(とうりてん)の主で喜見城に住む。ベーダ神話のインドラ神が仏教に取り入
  れられたもの。天帝釈。
 【梵天(ぼんてん)】補足説明「ぼんでん」とも
  〔梵 Brahma〕色界の初禅天の王。本来はバラモン教で根本原理を人格化した最高神であったが、仏教
  に取り入れられて正法護持の神とされる。大梵天。梵王(ぼんおう)。梵天王(ぼんてんおう)。婆羅門(バ
  ラモン)天。
 【十二天(じゅうにてん)】
  〔仏〕世を守護する一二の神。四方・四維の八天に上・下の二天と日・月の二天を加えたもの。帝釈(たい
  しやく)天(東)・火天(東南)・閻魔(えんま)天(南)・羅刹(らせつ)天(西南)・水天(西)・風
  天(西北)・毘沙門(びしやもん)天(北)・伊舎那(いしやな)天(東北)・梵天(上)・地天(下)・日
  天・月天をいう。
                                    −三省堂提供「大辞林第二版」−
月
うさぎ
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