 | | 【 「ろ」の蔵 】 |
◎「ローマは一日にして成らず」
【英】Rome was not built in a day.
−「ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ」−
ミゲル・デ・セルバンテス(スペイン小説家)
小都市国家だったローマが大帝国になるには、半世紀もの歳月を要した。つま
り、なにごとも、時間と努力なしには成し遂げることができないということ。
◎「労して功なし」
骨折っても効果があがらないこと。
◎「蝋燭(ロウソク)は身を減らして人を照らす」
蝋燭をつけると明るいが、だんだん短くなってしまう。つまり、人の為に身を
犠牲にして働くこと。
◎「老婆心(ロウバシン)」
年とった女性が必要以上に気を遣うこと。つまり、自分の心遣いを「度を越し
ているかもしれないが」とへりくだっていう語。
◎「隴(ロウ)を得て蜀(ショク)を望む」
−後漢書(ゴカンジョ)・岑彭伝−
三国時代、魏の曹操が蜀の劉備と戦って隴の地をとったとき、部下の司馬懿が
蜀も攻略するように進言したが、曹操は聞き入れなかった、という故事。つま
り、一つの望みを遂げて、更にその上を望むこと。欲望には限りがないこと。
◎「労を惜しめば、
その果実は少なし。
人の幸運は、
その人の苦労に宿る。」 −ギリシャ神話−
◎「櫓櫂(ロカイ)の立たぬ海はない」
広大無限の海であっても、船を浮かべて艪櫂をあやつれば進めぬことはない、
ということ。つまり、どんな難題でも必ず解決する手段はあるはずだというこ
と。
【櫓櫂(ろかい)】
船を動かす、ろとかい。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「六十の手習い」
六十歳になって初めて習字を始める。つまり、年をとってから芸事や学問を始
めること。
◎「六十の三つ子」
−尾張いろはがるた−
年を取ると幼児に戻るようであるということ。
◎「露命(ロメイ)を繋(ツナ)ぐ」
貧苦のうちにかろうじて生活を続ける。
【露命(ろめい)】
露のようにはかない命。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「論語読みの論語知らず」
−京都いろはがるた−
書物の内容を頭で理解するだけで、それを社会生活の中でどのように実践すべ
きかに思い至らないこと。
◎「論より証拠」
−江戸いろはがるた−
物事を明らかにするには、口先だけでの議論より何より、証拠となるものを示
すほうが早いし正確であるということ。
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