| | 【 「り」の蔵 】 |
◎「梨園(リエン)」
唐の玄宗皇帝が梨の植えてある庭園で自ら音楽を教えた故事つまり。俳優の社
会。演劇界。特に、歌舞伎俳優の社会のこと。
◎「理外(リガイ)の理(リ)」
普通の道理では説明のできない不思議な道理のこと。
【理外(りがい)】
道理から外れていること。
【理(り)】
(1)物事のすじ道。法則。ことわり。道理。
(2)・・・
(3)・・・
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「理が非になる」
道理は正しいのに、説明の仕方が悪いために、相手が誤解してしまうこと。
◎「理屈と膏薬(コウヤク)はどこへでもつく」
理屈は膏薬と同じようにつけようと思えば、どんなことにもつけることができ
るということ。
【膏薬(こうやく)】
あぶらで練り固めた外用薬。紙片や布片に塗り、患部に貼って使用する。硬
膏と軟膏とがある。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「理屈を言えば腹が立つ」
理屈のうえでは相手のほうがおかしいのだが、それを言っても腹が立つだけと
いうこと。つまり、物事は道理や筋道ばかりを大事にせず成り行きに任せたほ
うがよいことがあるということ。
◎「律義者(リチギモノ)の子(コ)沢山(ダクサン)」
−江戸いろはがるた−
非常にまじめな人は、道楽に夢中になることもないので、自然と子供が多く生
まれるということ。
【律義者/律儀者(りちぎもの)】
義理がたく実直な人。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「立錐(リッスイ)の地なし」
錐(キリ)を立てられる、ごくわずかな土地もないということ。つまり、少し
の隙間もないこと。満員なこと。
【錐(きり)】
板などに小穴をあけるための道具。先のとがった細い鉄の棒を木の柄につけ
たもの。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「理に勝って非に落ちる」
道理をかかげて論議では勝ちながら、実際には自分にとって不利な結果になる
こと。「理をもって非に落ちる」ともいう。
◎「溜飲(リュウイン)が下がる」
胃の消化作用が不十分なために起こる胸やけや、酸っぱい液が口に出る不快な
症状が治まること。つまり、不平・不満・恨みなどがなくなって胸がすっとす
ること。
【溜飲(りゅういん)】
胃の消化作用が不十分で、胸やけがしたり口にすっぱい液が出たりする症状
。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「竜の鬚を撫で虎の尾を踏む」
動物の髭や尾は敏感な箇所で、そこを触ったり踏んだりしたら激しく怒らせる
ことになり、たいへん危険であるということ。つまり、非常に危険なことをす
ること。
◎「良工(リョウコウ)は人に示すに朴(ボク)を以てせず」
優れた職人は評判を大切にするから、未完成のものを人に示すことはなく、必
ず完成品でなければ人に見せないということ。
【良工(りょうこう)】
(1)すぐれた技術をもつ職人。
(2)特に、すぐれた画家や彫刻家。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
【朴(ぼく)】
手を加えていない素材、つまり、未完成の作品。
◎「梁山泊(リョウザンパク)」
中国、山東省西部の梁山のふもとにあった黄河の氾濫原。北宋末、宋江(そう
こう)の反乱軍が拠(よ)った地。「水滸伝(すいこでん)」に宋江を首領と
する一〇八人の豪傑が集まった所と脚色されて以来、慷慨(こうがい)の士や
豪傑の集まりたむろする所のこと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「両方聞いて下知(ゲジ)をなせ」
争そい事を裁くには、両方の言う事をよく聞いてからにせよということ。
【下知(げじ)】〔「げち」とも〕
(1)下の者に指図をすること。命令。
(2)鎌倉・室町時代の裁判の判決。また、その判決文。下知状。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「良薬は口に苦けれども病に利あり、
忠言(チュウゲン)は耳に逆らえども行いに利あり」
−説苑(ゼイエン)−
苦くて飲みにくくてもよい薬は病気に効く。また、他人の忠告は聞くのが不快
でも正しい行動をする際には役に立つということ。つまり、人は口当りのよい
もの、耳ざわりのよい言葉にひかれるが、それだけでは自分を益するものを得
ることはできないということ。
【忠言(ちゅうげん)】
まごころをこめていさめること。忠告の言葉。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「良薬は口に苦し」 −江戸のいろはがるた−
病気によく効く薬は苦くて飲みにくいものであるということ。つまり、人は口
当りのよいもの、耳ざわりのよい言葉にひかれるが、それだけでは自分を益す
るものを得ることはできないということ。
◎「両雄並び立たず」 −史記(シキ)−
英雄二人が共存することは難しく、勢力争いが起こって、どちらかが倒れるも
のであるということ。
【両雄(りょうゆう)】
二人の英雄。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「利(リ)を見て義(ギ)を思う」 −論語−
利益を得るとき、人としての正しい道かどうかを考えるということ。
◎「綸言(リンゲン)汗の如し」
−漢書・劉向伝/京都&尾張のいろはがるた−
汗が一度出れば体内に再び戻すことができない。つまり、君主の言が一度口か
ら出れば取り消し難いということ。
【綸言(りんげん)】
天子・天皇のことば。みことのり。〔「礼記(緇衣)」による。「綸」は組
糸。天子の言は発せられた時は糸のように細いが、これが下に達した時は組
糸のように太くなる意〕
−三省堂提供「大辞林第二版」−
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