 | | 【 「ぬ」の蔵 】 |
◎「糠(ヌカ)に釘」 −京都いろはがるた−
米糠(コメヌカ)に釘を打ち込んでも手応えがないということ。つまり、全然
効き目がないこと。いくら意見しても、少しも効果がないこと。
◎「盗人(ヌスットorヌスビト)猛々(タケダケ)しい」
盗みや悪事をはたらき、それをとがめられても、ふてぶてしい態度をとったり
逆に居直ったりすること。
◎「盗人(ヌスットorヌスビト)にも三分の理」
泥棒が盗みをするのにもそれなりの言い分があるということ。つまり、どんな
ことにでも、もっともらしい理屈はつけられるということ。
◎「盗人(ヌスットorヌスビト)の昼寝」 −江戸&尾張いろはがるた−
盗人が昼寝をするのは、夜の稼ぎに備えてのこと。何をするにも理由があると
いうこと。「盗人の昼寝もあてがある」ということわざが、短くなったもので
す。
【盗人(ぬすっと)】
〔「ぬすびと」の転〕ぬすびと。ぬすと。
【盗人(ぬすびと)】
(1)他人の物を盗む人。どろぼう。盗賊。ぬすっと。ぬすと。
(2)人をののしっていう語。ぬすっと。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「塗り箸で芋を盛る」
塗り箸はつるつるしていて、芋をはさんで皿に盛ろうとしても、なかなかうま
くいかないということ。つまり、物事がやりにくいようす。
◎「濡れ衣(ギヌ)を着せる」
無実の罪におとしいれる。こと。また、無実の浮き名を立てること。
【濡れ衣(ぬれぎぬ)】
(1)濡れた衣服。ぬれごろも。
(2)無実の罪をきせられること。
(3)根も葉もないうわさ。無実の浮き名。ぬれごろも。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
cf.濡れ衣(ぬれぎぬ)の語源は、
継母が先妻の娘の美しさを妬み、漁師の濡れた衣を寝ている娘の枕元に置い
たため、漁師との関係を誤解した父が、娘を殺してしまったという説。
また、濡れた衣服が「早く乾けば無罪」「乾かなければ有罪」とする、神の
意思を受ける裁判がかつて存在したと考え、その神事に由来する説。
あるいは、「無実」という語は、「実が無い」と書く。そこから、「みのな
い」が「蓑無い」となり、雨具として使われる蓑が無いと衣が濡れるため、「
無実」を「濡れ衣」と呼ぶようになったとする説。
◎「濡れ手で粟」
水に濡れた手で粟をつかめば粟粒がそのままついてくるということ。つまり、
何の苦労もなく利益を得ること。また、労少なくて得るところが多いというこ
と。
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