| ☆ 故事&ことわざ(慣用句) ☆ |
| 【 な 】 |
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酒や女におぼれた者に、意見しても効き目がないが、いずれ無一文になれば、 その時が最後の忠告と同じで、嫌でも遊べなくなり意見をする必要もなくなる ということ。 ◎「無い子では泣かれぬ」 たとえ苦労するとしても子のあるほうが良い。子とはそれほどかけがえのない ものだ、ということ。 ◎「内助の功」 表立たない、内側での功績のこと。夫の外部での働きを支える妻の功績をいう ことが多い。 ◎「無い袖は振れない」 無いものは出そうと思っても出せないということ。 |
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自分の手におえないほどの長いものには、いっそ反抗しないで巻かれていたほ うがよいということ。つまり、力の及ばない相手や目上の人には逆らわないで 、たとえ不満があってもそれをこらえ、黙って従っておいたほうが無難であり 得策であるということ。 ◎「鳴かぬ蛍が身を焦がす」 泣かない蛍は、そのぶん思いを光ることで表現し、身を焦がしているようであ るということ。つまり、口に出して言わない人のほうが、激しい思いを心の中 に持っているということ。 ◎「流れに掉(サオ)さす」 棹を操って川の流れに乗って舟を進めること。つまり、物事が順調に進行する こと。 【竿/棹(さお)】 [一] (名) (2)舟をこぐ道具。岸辺や水底につっぱって舟を進ませるための長い棒。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「泣きっ面に蜂」 or「泣面に蜂」 −江戸のいろはがるた− 泣いてむくんでいる顔をさらに蜂が刺すということ。つまり、不幸や不運、困 難に重ねて不幸なことが起こること。 ◎「泣く子と地頭(ジトウ)には勝てぬ」 泣いてだだをこねる子供と、権力を持ち横暴な地頭には、こちらがどんなに正 しいことを言っても納得してくれないということ。つまり、権力のある者には 、理屈の善し悪しに関わらず、勝てる見込みがないので、無理でも従うよりほ かないということ。 【地頭(じとう)】 (1)平安末期、開発領主のこと。また、それが有力者に土地を寄進し、自 らは荘園管理にあたった者。 (2)鎌倉幕府の職名。荘園における下地(したじ)管理権・徴税権・警察 権・裁判権を有し、領域内住民を支配した。1185年、源頼朝が制 度化。承久の乱以後増加し、荘園領主を圧迫して領有を進めていった 。 (3)室町時代、(2)の系統をひく在地領主。次第に守護の被官となった 。 (4)江戸時代、地方(じかた)知行を与えられた、大名の家臣または幕府 の旗本。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「泣く子は育つ」 子供が大きな声で泣くのは元気のよい証拠だから、丈夫に育つということ。 ◎「泣く子も黙る」 わがままを言って泣いている子供も泣くのをやめるほど、恐ろしい存在である こと。つまり、非常に権勢と威力があり、恐れていること。 ◎「無くて七癖(ナナクセ)有って四十八癖(シジュウハツクセ)」 人には多かれ少なかれ、みな癖があるということ。 ◎「鳴く猫は鼠を捕らぬ」 よく鳴く猫は、あまり鼠を捕らないということ。つまり、よくしゃべる者ほど とかく口先だけで、実行が伴わないということ。 ◎「鳴く虫は捕らる」 美しい声で鳴く虫はその声のために捕まえられてしまう。つまり、特技がある ために身を滅ぼすこと。 ◎「仲人の空事(ソラゴト)」 仲人は縁談の成立のために、男女それぞれの短所には見て見ぬふりをして、長 所だけをとり上げて話す。つまり、仲人の話には嘘や誇張が多く、当てになら ないということ。 【空事/虚事(そらごと)】 事実でない事柄。つくりごと。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「仲人の七嘘」 仲人は縁談をまとめようと、双方の欠点を隠し長所を誇張するので、嘘が多く なるということ。つまり、仲人の言うことは当てにならないということ。 ◎「仲人(ナコウド)は宵(ヨイ)の中(ウチ)」 仲人は結婚式が済んで自分たちの務めが終わったら早々に帰ったほうがよいと いうこと。つまり、引き揚げ時をちょうどよくすることが必要だということ。 |
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「なさけ」のさけ(=酒)よりも、酒屋の酒がいいという語呂合わせ。つまり 、口先だけの同情より、実際に役立つ金品・援助のほうがありがたいというこ と。 ◎「情けは人の為(タメ)ならず」 情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来るということ。つま り、情けは人のためではなく、自分のためであるということ。 ◎「済(ナ)す時の閻魔顔(エンマガオ)」 −京都のいろはがるた− 金品を借りるときはにこにこしているが、返すときには不機嫌な顔つきをする ものだということ。 【済す(なす)】 (1)支払うべきものを支払う。 (2)借りたものを返す。 【閻魔顔(えんまがお)】 閻魔のような恐ろしい顔。えんまづら。⇔えびす顔 −三省堂提供「大辞林第二版」− |
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働くべき夏に歌い暮らす者は、冬になって飢えと寒さに泣くということ。つま り、働くべきときに働かないと、あとで生活に困るということ。 ◎「夏の虫氷を笑う」 短期間しか生きない夏の虫は、冬を知らないから、氷の存在を笑って信じない ということ。つまり、見識が狭いこと。 |
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何度失敗しても、くじけずにがんばること。また、波乱に満ちた浮き沈みの多 い人生のこと。 ◎「七度(ナナタビ)尋ねて人を疑え」 物がなくなった時は、自分で何度も捜してみよ。よく捜しもしないですぐ人を 疑ってはならないということ。 ◎「七つまでは神のうち」 子供は神様のように大事にしなければならない、あるいは、子供は天使のよう に純粋だ、ということではありません。まだ子供は人間になりきっていないの で、すぐに神様に戻ってしまう、つまり成仏してしまうということ。 ◎「何事も縁(エン)」 縁というもので人間関係が成り立ち、そこから全てが成り立つということ。 ◎「なにもすることのない人は いつも誰よりも忙しがっている。」 −フランスのことわざ− |
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人や物の名前は、そのものの実体や性質を的確に表わしているものだというこ と。 ◎「ナポリを見てから死ね」 【英】See Naples and then die. 風光明媚(メイビ)なナポリを見ないで死んだとしたら、それはもったいない 、ということ。 イタリアの都市であるナポリの港や風景の美しさをいう言葉。 |
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切ったばかりの木は裂けにくく、それを無理に裂くということ。つまり、相愛 の男女を無理に引き離すこと。 【生木(なまき)】 (1)地に生えている樹木。 (2)切ったばかりの、まだ十分に乾いていない木。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「怠け者の舌は決して怠けてはいない」 ◎「生兵法(ナマビョウホウ)は大怪我のもと」 少しその道を知っただけで自信をもってしまう者は、それに頼ってかえって大 失敗をするということ。つまり、未熟な武術のまま勝負をすると身を守れるど ころか、かえって大怪我をするだけであるということ。 【生兵法(なまびょうほう)】 (1)武術を少しばかり心得てはいるが、いたって未熟なこと。 (2)知識や技術が十分身についていないこと。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「生酔い本性を違わず」 少しばかりお酒を飲んだからといって、人間というものは、正気を失ったりは しないということ。 【生酔い】 (1)少し酒に酔うこと。また、その人。なまえい。 (2)ひどく酔っていること。また、その人。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「蛞蝓(ナメクジ)に塩」 蛞蝓に塩をかけると縮むということ。つまり、苦手なものを前に萎縮してしま うこと。 |
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難しい業を克服するものは練習である。 ◎「成らぬ堪忍するが堪忍」 もうこれ以上はとても我慢できないというところを、じっとこらえて我慢する のが本当の我慢というものであるということ。 「成らぬ」には「奈良の」、「堪忍」には「観音」、そして「するが」には「 駿河」をかけたおかしさもあるそうです。 【堪忍(かんにん)】 人のあやまちを我慢して許すこと。勘弁。 −三省堂提供「大辞林第二版」− ◎「習はぬ経は読めぬ」 −尾張いろはがるた− 知識も経験もない、まったく知らないことはやろうとしても出来ないというこ と。 |
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汝の周囲の人々は喜び、 汝がこの世を去るときには汝の周囲の人々が泣き、 汝のみ微笑むようにすべし。」 −インドのことわざ− ◎「汝の今いる所が汝の世界である」 −アラビアの格言− ◎「何でも来いに名人なし」 多芸で何でもできるという人は、すべてが中途半端になりがちで、一つのこと に秀(ヒイ)でて名人といわれる境地に到達することはないということ。 |