 | | 【 「む」の蔵 】 |
◎「六日の菖蒲(アヤメ)十日の菊」
菖蒲は五月五日、菊は九月九日の節句の花で、その翌日では役に立たないこと
。つまり、時期遅れのこと。
◎「無何有(ムカウ)の郷(サト)」 −荘子・逍遥遊−
自然のままの理想郷。
何も無くはてしなく広々とした所ということ。
【無何有】
〔「むがう」とも。何か有るか、何もない、の意〕作為がなく自然なこと。
また、そのような境地。むかゆう。
【荘子】
中国、戦国時代の思想書。一〇巻三三編。荘子とその学統に連なる後人の著
作。寓話を数多く引用し、変幻自在な筆法で、人知の限界を語り、一切をあ
るがままに受け入れるところに真の自由が成立すると説く。のちの中国禅の
形成に大きな役割を果たした。南華真経。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
【逍遥遊】何ものにもとらわれない自由気ままな境地に遊ぶこと。
◎「昔操った杵柄(キネヅカ)」 −京都いろはがるた−
かつて鍛えた、得意な腕前のこと。
【杵柄】
杵の柄(え)。
【杵】
(1)臼(うす)に穀物を入れて搗(つ)く木製の道具。脱穀・精白・餅つき
などに用いる。打ち杵・手杵(中細杵)などがある。
(2)家紋の一。(1)をかたどったもの。
−三省堂提供「大辞林第二版」−

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− 杵 −
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◎「昔は今の鏡」
昔起きたことは今のお手本になるということ。つまり、過去を十分に理解する
ことは今の時代を生きるヒントになるということ。
◎「百足(ムカデ)のあだ転び」
無数の足があるムカデも、時には転ぶこともあるように、その道の達人でも、
時には失敗することもあるということ。

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− 百足凧 −
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◎「百足(ムカデ)の仕度」
足の多いムカデがわらじを履くのに時間がかかる。つまり、準備に時間のかか
ること。
◎「麦と姑は踏むがよい」
麦は霜で根が浮かないように踏むのがよい。また、姑に対しては下手に出ず、
時には強く対するのが良い、ということ。
◎「娘三人あれば身代が潰れる」
家に結婚適齢期の娘が三人いると、その嫁入り支度のために、家の財産がなく
なってしまうということ。
◎「胸に一物」
心の中にこだわりがあること。また、口には出さないが、心の中に密かに企(
タクラミ)みを抱いていること。
◎「無用の長物(ちょうぶつ)」
あっても役に立たず、かえってじゃまになるもののこと。
【長物(ちょうぶつ)】
(1)・・・
(2)長すぎて役に立たない物。無駄なもの。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「無用の費(ツイエ)を去るは
聖王(セイオウ)の道にして
天下の大利(ダイリ)なり」
【原文】去無用之費、聖王之道、天下之大利也 −墨子(ボクシ)−
節約・倹約をして無用な出費を防ぐことは、主導者のあるべき姿であり進むべ
き道である。そして、それが、国や国民など社会全体にとっての利益となる、
ということ。
【費え(ついえ)】
(1)費用。入費。かかり。
(2)無用の出費。損害。
【聖王(せおう)】
徳が高く、立派な政治をする君主。
【大利(たいり)】
〔「だいり」とも〕大きな利益。巨利。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「無用の用」 −荘子(ソウジ)・人間世−
一般的に役に立たないとされている物も、活用の仕方では、むしろ役に立つも
のであるということ。
◎「無理が通れば道理引っ込む」 −江戸いろはがるた−
道理にあわない無理なことがいかにも正しいことのように行われること。本当
に正しいことが行われなくなってしまうこと。
【道理】
(1)物事がそうあるべきすじみち。ことわり。わけ。
(2)人の行うべき正しい道。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「群れについていけば、
最後に糞を踏む。」 −ネイティブアメリカン−
【ネイティブ・アメリカン(Native American)】
アメリカの先住民族の総称です。
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