 | | 【 「く」の蔵 】 |
◎「食いつく犬は吠えつかぬ」
本当に実力のある者は、むやみに騒ぎ立てないものだということ。
◎「偶然の出会いには深い意味がある。」 −アメリカインディアンの格言−
◎「釘の曲がりは金槌で直せ」
曲がった釘は、金槌でたたいて直すしかないということ。つまり、悪い習慣は
、厳しいやり方でなければ直せないということ。
◎「臭いものに蓋をする」 −江戸いろはがるた−
悪いことが知れ渡らないように表面をとりつくろうこと。
◎「臭い物に蠅がたかる」 −京都いろはがるた−
悪臭のするものによく蠅がたかる。つまり、悪い者どうしは類をもって集まる
ものだということ。
◎「草を打って蛇を驚かす」
草を打ってそこに隠れていた蛇を驚かすように、何の気なしにしたことが思い
がけない結果を招くこと。あるいは、一人を懲らしめて、その他の人間全員を
戒めること。
◎「櫛(クシ)の歯が欠けたよう」
そろって並んでいるはずのものや、切れ目なく続くべきものがところどころ抜
けてふぞろいなこと。
◎「くしの歯をひくよう」
間断なくひきつづいているたとえ。
◎「鯨に鯱(シャチホコ)」
シャチが鯨を襲う様子から、つきまとって害を与えること。または、邪魔にさ
れても、どこまでもつきまとって離れないこと。
◎「鯨も魚、
白魚(シラウオ)も魚」
鯨も白魚も大きさは違っても同じ魚ということ。つまり、形や大きさによって
軽んじてはいけないということ。
【白魚(しらうお)】
(1)サケ目の魚。全長約10センチメートル。体形は細長く、頭部が扁平す
る。無色半透明で、死ぬと白色不透明になる。食用にして美味。春先
、河口をさかのぼって産卵する。サハリンから日本・朝鮮半島にかけ
ての沿岸・汽水湖に分布。シロウオとは別種。[季]春。
(2)女性の白く細い指にたとえていう語。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
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− 白魚(シラウオ) −
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◎「癖なき馬は行かず」
癖のない馬は肝心なときに役に立たないということ。つまり、ひとのいうこと
を素直にきかないこと。また、一癖ある者のほうが、いざという時には用に足
りるということ。
◎「口から高野(コウヤ)」
口が禍(ワザワイ)のもととなって、頭を丸めて高野山へ入らなければならな
いということ。つまり、うっかり言った言葉が思いがけない禍を招くことがあ
る。不用意にものを言ってはならないということ。
【高野(こうや)】
(1)「高野山」の略。
(2)和歌山県北東部、伊都郡の町。高野山で知られ、真言宗の金剛峰寺を
中心に寺院・宿坊が多い。
【高野山(こうやさん)】
(1)和歌山県北部、紀ノ川の南にある山地。海抜1000メートル前後の
山々に囲まれ、山頂には真言宗の総本山金剛峰寺(こんごうぶじ)が
あり、門前町が発達する。
(2)金剛峰寺の山号。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「口に税金はかからない」
何事にも税金がかかる世の中だが、ただしゃべっているだけなら、どんなもう
け話にも税金はかからない。つまり、言葉だけなら勝手なことが言える、とい
うこと。
◎「口は閉じておけ目は開けておけ」
【原文】Keep your mouth shut andyour eyes open.
言葉を慎み、活眼を開け。
沈黙を守ってよく観察せよということ。
【活眼(かつがん)】
物事の道理を正しく見通す眼識や見識。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「唇亡びて歯寒し」
唇と歯は隣接していることから、一国が滅びるとその隣国も危うくなるという
こと。
◎「口も八丁、
手も八丁」
櫓が八つあり自由に動かすことのできた小舟ということ。つまり、話術・行動
とも達者なこと。
【八丁/八町(はっちょう)】
(2)(八つの道具を使うことができるほど)物事に巧みなこと。《八丁》
〔「八挺」とも書く〕
−三省堂提供「大辞林第二版」−
◎「食らえどもその味わいを知らず」
精神を集中していないと、何事も身につかないたとえ。
心が他の事に奪われている時は、口に何かを食べていてもその味がわからない
ということ。
◎「暗がりから牛」
暗い所に黒い牛がいると、いるのかいないのか見分けがつかない。つまり、物
の区別がつかないこと。また、ぐずぐずして動作が鈍いこと。
◎「苦しい時に親を出せ」
言い訳に困った時は、親の病気などを話に出せば何とかなるものであるという
こと。
◎「苦しい時の神頼み」
普段は信仰していないのに、苦境におちいると神に祈って助けを求めること。
つまり、辛い時だけ人に頼ろうとすること。
◎「苦さの味を知らぬ者は甘さもわからない。」 −ドイツの格言ー
◎「紅(クレナイ)は園生(ソノウ)に植えても隠れなし」
紅花はどんな花園に植えても、美しい色が人目をひくということ。つまり、す
ぐれている人は、どんなところにいてもひときわ目立ち、必ず頭角を現すとい
うこと。
【紅(くれない)】
〔「呉(くれ)の藍(あい)」の転〕
(1)鮮やかな赤色。紅花の汁で染めた色。
(2)ベニバナ。末摘花(すえつむはな)。
【呉の藍(くれのあい)】
紅花(べにばな)の異名。[和名抄]
【園生(そのう)】
庭園。木を植える庭。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
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− 白いベニバナ −
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◎「君子は九度(クタビ)思いて一度いう」
君子というものは、物事を九度(十分に)考えた後に一言をいうものであると
いうこと。
物事はよく考えた上で言え、軽率に発言するなということ。
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