☆ 華厳経 ☆


けごんきょう
 大乗経典の一つで、華厳宗所依(しよえ)の経典。漢訳に、東晋(とうしん)の
仏駄跋陀羅(ぶつだばつだら)訳(旧訳華厳経、六〇巻)、唐の実叉難陀(じつし
やなんだ)訳(新訳華厳経、八〇巻)、唐の般若(はんにや)訳(貞元経、四〇巻
)の三つがある。世界を毘盧遮那仏(びるしやなぶつ)の顕現として、一塵(いち
じん)の中に全世界が宿り、一瞬の中に永遠があるという。一即一切、一切即一の
世界観を説く。また、入法界品の善財童子が五三人の善知識を訪ねる物語は、東海
道五十三次など各分野に影響を与えた。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−
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◎「真実の心から語られた言葉には、
  いまだ虚妄(キョモウ)なものはない。
  そのような言葉から数限りない功徳(クドク)が生じてくる。」

  【虚妄(きょもう)】
   事実でないこと。うそ。いつわり。
  【功徳(くどく)】〔仏〕
   (1)よい果報を得られるような善行。普通、供養(くよう)・布施(ふせ
      )の類をいう。
   (2)以前によいことをしたために、実現したよい報い。神仏が与えるよい
      報い。
                      −三省堂提供「大辞林第二版」−

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