☆ 一休咄 ☆


いっきゅうばなし
 作者不明。一休の事績の他に、一休になぞらえた民間説話や登場人物を他の高僧
から
一休に置き換えた伝説が数多く挿入されて、史実とは言い難い。民衆の願いを
歴史上の人物に仮託した読み物。
いらっしゃい!┗|・o・|┛┗|⌒O⌒|┛まし〜ん!ご利用は計画的に


◎「猫も杓子(シャクシ)も」

 【原】「生まれて死ぬるなりけりおしなべて釈迦も達磨も猫も杓子も」

  何もかも、誰もかれも皆ということ。
  「猫」は「神主」を表す「禰子(ねこ)」、「杓子」は「僧侶」を表す「釈氏
  ・釈子(シャクシ)」で、「禰子も釈氏も(神主も僧侶も)」が変化したとす
  る説。
  「猫」は「女子(メコ)」、「杓子」は「弱子(ジャクシ)」で、「女子も弱
  子も(女も子供も)」が変化したとする説。
  「猫」は「寝子(ネコ)」、「杓子」は「赤子(セキシ)」で、「寝子も赤子
  も(寝る子も赤ん坊も)」が変化したとする説。
  「杓子」は「しゃもじ」のことで、主婦が使うものであることから「主婦」を
  表し、「猫も主婦も家族総出で」ということから出たとする説。
  猫はどこにでもいる動物であり、杓子も毎日使う道具であることから、「あり
  ふれたもの」の意味から出たとする説。
  など複数あり、こじつけと思えるものも多いが、正確な語源ははっきりしませ
  ん。

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