/
  /
  /


− 地球以外の天体へ到達した探査機探査車など −

地球以外の天体へ到達した探査機一覧
地球以外の天体へ到達した探査機一覧は、地球以外の惑星/衛星/太陽系小天
体などへ着陸、衝突した、またはそれらの天体の大気圏に突入した宇宙探査機
金星 火星 木星 小惑星 衛星 彗星 その他の天体
金星   I    
月面車 I    
火星 探査車 I    
木星   I    
小惑星   I    
衛星   I    
彗星   I    
その他の天体   I    

[ 金星 ]

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 4

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 5 & 6

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 7

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 8

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 9

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 10

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 9 & 10
Descent Craft


金星探査機シリーズ「パイオニア・ヴィーナス計画」/画像著作権:NASA

Pioneer Venus


 

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 11
Descent Craft


ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 13 & 14

ベネラ計画(Венера、Venera :「金星」の意味)/画像著作権:NASA
Venera 13 & 14
Descent Craft


ベガ計画/画像著作権:NASA
Vega 1 & 2
金星
ミッション 計画名 国籍/運用者 目的 着陸/衝突
日時
備考
1966
ベネラ3号 ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1966.3.1  初の他惑星への衝突 / 金星接近前に通信途絶
1967
ベネラ4号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1967.10.18  送られたデーターによれば降下カプセルは高度24.96kmまで動作し続け、経度19°n緯度38°e付近に着陸したと推測されている。
1969
ベネラ5号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1969.5.16  カプセルはパラシュートで降下中53分間にわたって金星からの大気の状態を送信し続け、その後金星の夜側、経度3°s、緯度18°eの地点に着陸した。なお探査機には国家紋章とレーニンのレリーフが刻まれたメダルも搭載されていた。
 カプセルは電力が切れる前に耐圧深度を超えて破壊された。
ベネラ6号
着陸機
1969.5.17  カプセルはパラシュートで降下中、51分間にわたって金星からの大気の状態を送信し続け、高度22kmの地点で大気の圧力により破壊したと見られる。
 直前に記録された数値は19.8気圧、294℃であった。
1970
ベネラ7号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1970.2.15  着陸後、電池が切れるまでの23分で通信が途絶えた。その中でもベネラ7号は探査を続け、温度(465℃)、圧力(90気圧)などのデータを地球に送信した。この日、
 ベネラ7号は別の惑星表面からデータを送った最初の探査機となった
1972
ベネラ8号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1972.7.22  着陸後50分11秒にわたってデーターを送信し、以前送られた観測データーを追認することとなった。そこは摂氏470度、圧力90気圧で、地球で視界1kmの状態の曇りの天気に当たる明るさであった。これにより地表は写真撮影可能だと判断された。
1975
ベネラ9号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1975.10.22  軟着陸 / 地表から53分間のみ通信 / 初の地表画像
ベネラ10号
着陸機
1975.10.25  軟着陸 / 地表から55分間のみ通信
1978
パイオニア・ヴィーナス2号 パイオニア・ヴィーナス計画 アメリカ/NASA 着陸 1978.12.9  4機のプローブと本体に分離し大気圏へ突入 / うち1機は衝突後も67分間通信
ベネラ12号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1978.12.21  軟着陸
ベネラ11号
着陸機
1978.12.25
1982
ベネラ13号
着陸機
ベネラ計画 ソビエト連邦 着陸 1982.3.1  軟着陸
ベネラ14号
着陸機
1982.3.5
ベガ1号
着陸機
ベガ計画 ソビエト連邦 着陸 1985.6.11  軟着陸
 (1号:データ送信に失敗)
ベガ2号
着陸機
1985.6.15
トップへ

[ ]

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 2

レインジャー計画(Ranger program)/画像著作権:NASA
レインジャー計画

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 9

サーベイヤー計画(Surveyor Program)/画像著作権:NASA

Surveyor Program

ルナ・オービター計画(Lunar Orbiter program)/画像著作権:NASA
Lunar Orbiter

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 13

サーベイヤー計画(Surveyor Program)/画像著作権:NASA

Surveyor Program

アポロ司令船・機械船(Command/Service Module)/画像著作権:NASA
Apoll & 15 CSM

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 16

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 17

Lunokhod1/画像著作権:NASA
Lunokhod1

アポロ司令船・機械船(Command/Service Module)/画像著作権:NASA
Apoll & 15 CSM

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 20

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 21

ルナ計画(Программа Луна)/画像著作権:NASA
Luna 24

ルナ・プロスペクター(Lunar Prospector)/画像著作権:NASA

Lunar Prospector

スマート1(SMART-1)/画像著作権:NASA
SMART-1

チャンドラヤーン1号(Chandrayaan-1)/画像著作権:?
Chandrayaan-1

嫦娥1号/画像著作権:NASA
嫦娥1号

ミッション 計画名 国籍/運用者 場所 着陸/衝突
日時
備考
1959
ルナ2号 ルナ計画 ソビエト連邦 晴れの海 1959.9.13  月の表面に到達した最初の宇宙船で、晴れの海の西部に衝突した
1962
1962
レインジャー4号 レインジャー計画 アメリカ/NASA 月の裏 1962.4.26  意図的に高速衝突 / 月の裏側へ衝突したがナビゲーションに失敗
1964
レインジャー6号 レインジャー計画 アメリカ/NASA   1964.2.2  意図的に高速衝突
レインジャー7号   1964.8.31
1965
レインジャー8号 レインジャー計画 アメリカ/NASA   1965.2.20  意図的に高速衝突
レインジャー9号   1965.3.24
ルナ5号 ルナ計画 ソビエト連邦   1965.5.12  軟着陸に失敗 / 月面で損壊
ルナ7号   1965.10.7
ルナ8号   1965.12.6
1966
ルナ9号 ルナ計画 ソビエト連邦   1966.2.3  初の軟着陸成功 / 初の月面写真
サーベイヤー1号 サーベイヤー計画 アメリカ/NASA   1966.6.2  軟着陸
サーベイヤー2号   1966.9.23  軟着陸 / 月面で損壊
ルナ・オービター1号 ルナ・オービター計画 アメリカ/NASA 月周回 1966.10.29  月探査機、意図的に衝突させミッション終了
ルナ13号 ルナ計画 ソビエト連邦 軟着陸 1966.12.24  軟着陸
1967
サーベイヤー3号 サーベイヤー計画 アメリカ/NASA   1967.4.20  軟着陸
サーベイヤー4号   1967.4.20  降下後通信途絶
サーベイヤー5号   1967.9.11  軟着陸
サーベイヤー6号   1967.11.10
1968
サーベイヤー7号 サーベイヤー計画 アメリカ/NASA   1968.1.10  軟着陸
1969
アポロ11号LM アポロ計画 アメリカ/NASA 有人月面着陸 1969.7.20  初の有人月面着陸
ルナ15号 ルナ計画 ソビエト連邦 サンプルリターン 1969.7.21  月面降下後のサンプルリターンを計画 / 月面で損壊
アポロ12号LM アポロ計画 アメリカ/NASA 有人月面着陸 1969.11.10  有人ミッション
1970
アポロ13号
第3段(S-IVB)
アポロ計画 アメリカ/NASA 有人月面着陸 1970.4.14  月地表に衝突させ月震研究[1]) / 有人着陸ミッション中止
ルナ16号 ルナ計画 ソビエト連邦 サンプルリターン 1970.9.20  初の自動サンプルリターン成功
ルナ17号
/ルノホート1号
自動月面車 1970.9.20  11月15日月周回軌道へ投入。  11月17日に軟着陸に成功。その後月面車ルノホート1号が11ヶ月間活動した。
1971
アポロ14号LM アポロ計画 アメリカ/NASA 有人ミッション 1971.2.5  月着陸船アンタレスの月面降下中に二度の問題が起きた。最初の問題は、月着陸船のコンピュータが着陸中止スイッチからの中止信号を受け取ったことだった。NASAとMITのソフトウェア担当チームはより確実な解決策に急いで取り組み、コンピュータのプログラムを修正して信号を無視するようにした。シェパードとミッチェルはこの修正を降下中に完了することができた。
アポロ15号LM 有人ミッション
/月面車
1971.7.30  月面に3日間滞在し、月面船外活動で合計約18時間半を船外で過ごした。アポロ15号は月の海以外の場所に着陸した初めてのミッションで、雨の海地方のハドレー谷の近く、Palus Putredinus(腐敗の沼)と呼ばれる地点に着陸した。二人の飛行士は初めて月面車を使って付近を探査し、以前のアポロミッションよりもずっと遠くの場所まで移動することができた。彼らは合計77kgの月面試料を採集した。
ルナ18号 ルナ計画 ソビエト連邦 サンプルリターン 1971.9.11  サンプルリターンに失敗。着陸時に損壊。
1972
ルナ20号 ルナ計画 ソビエト連邦 自動サンプルリターン 1972.2.14  2月18日月周回軌道へ投入。2月21日に軟着陸に成功。
 2月25日に30gの月の土壌を載せたカプセルが地球へ帰還する。
アポロ16号LM アポロ計画 アメリカ/NASA 有人ミッション
月面車
1972.4.21  成功 - 機械船の姿勢制御装置に故障が発生したため、大事を取って月面滞在日数が一日短縮された。
 計画の主要な目的は、月の高地を探索することであった。
アポロ17号LM 1972.4.21  成功 - 最後の月面着陸。地質学者を搭乗させた唯一の飛行。
1973
ルナ21号
/ルノホート2号
ルナ計画 ソビエト連邦 自動月面車 1973.1.8  1月12日周回軌道に投入され、1月15日に軟着陸に成功。
 月面車ルノホート2号が5ヶ月間にわたって活動する。
1974
ルナ23号 ルナ計画 ソビエト連邦 サンプルリターン 1974.11.6  サンプルリターンに失敗。着陸時に損壊。
1976
ルナ24号 ルナ計画 ソビエト連邦 サンプルリターン 1976.8.9  8月13日月周回軌道へ投入。8月18日に軟着陸に成功。
 8月22日に170gの月の土壌を載せたカプセルが地球へ帰還する。
1993
ひてん   日本/ISAS 月探査機 1993.4.10  意図的に衝突させミッション終了。
1999
ルナ・プロスペクター ディスカバリー計画 アメリカ/NASA 月探査機 1999.7.31  月探査機、意図的な月極への衝突により月内部への震動伝播で水の存在を検知しようとするテスト(検知出来ず)を最後にミッション終了。
2006
スマート1   ESA
(欧州宇宙機関・スウェーデン)
月探査機 2006.9.3  月面に衝突させてミッションを終了。直径10 m程度のクレーターを作ったと思われる。
2008
チャンドラヤーン1号   インド/ISRO
(インド宇宙研究機関)
月探査機 2008.11.14  ミッション期間は2年間を予定していたが、2009年7月中旬に姿勢制御用スターセンサが故障したことからミッションを1年あまりに短縮することが検討されていた。その後8月29日に通信が途絶し、1年足らずで公式にミッション終了が宣言された。
 観測チームはミッションの95%達成されたとしている。
2009
おきな   日本/ISAS 月探査機 2009.2.12  月周回衛星「かぐや」の子衛星(リレー衛星)。主目的は、主衛星の電波を月の裏側から中継することと、月の重力を測定することです。
 月の裏側に落下し、裏側の重力場観測ミッションは完了しました。
嫦娥1号   中国/CNSA
(中国国家航天局)
月探査機 2009.3.1  中華人民共和国初の月周回衛星。嫦娥1号は、高度約200kmのところを1年間にわたって周回し、科学的な探査を行った。
 2009年3月1日、嫦娥1号は計画の最終段階として15時36分より減速を開始、16時13分に月面の豊かの海に落下したとされている。
トップへ

月面車
国名 計画名
車名称 場所 年月日 走行期間 走行距離 備考
ソビエト連邦 ルナ計画
ルノホート1号 雨の海 1970.11.10 11ヶ月 10km以上  本来ソビエト連邦の月面車は、有人月面着陸プロジェクトの一環として開発が開始されたものであるが、有人着陸のスケジュールが遅延(最終的には断念)したことから無人走行車となった。
 4輪のオフロードバキー車に似た外観のアメリカの月面車と異なり、丼鉢に8つの車輪がついたような外見ではあるが、各種ビデオカメラやX線スペクトロメーターなど充実した観測計器を搭載しているほか、丼鉢の蓋の裏に搭載した太陽電池によりバッテリーを充電させ長期間の稼働を実現させている。
ルノホート2号 晴れの海 1973.1.8 4ヶ月 37km以上
ソユーズL3計画
ルノホート3号 - - - -  有人月面探査計画で着陸地点の予備調査を行うルノホート3号と4号が製造されたが(ソユーズL3計画参照)1974年の有人探査計画中止に伴い打ち上げはキャンセルされた。
ルノホート4号 - - - -
アメリカ アポロ計画
ルナビークル
(アポロ15号)
ハドレー谷 1971.7.30 - -  アポロ計画の一環として、初の有人月面自動車として投入された。乗員は2名、全長3mの4輪バッテリー駆動車で、太陽電池は装着しているものの充電機構はない。アポロ15号、アポロ16号、アポロ17号の3回のミッションを通じて、宇宙飛行士の月面での移動や採取したサンプルの運搬などに用いられた。ボーイング社製。ただし、地球では使えない。
ルナビークル
(アポロ16号)
デカルト高地 1972.4.21 - -
ルナビークル
(アポロ17号)
タウルス・リトロー 1972.12.11 - 36km
日本 -
ルナローバ - - - -  日本のJAXAは将来独自で行うであろう月面探査を見据えて、無人の小型実験車の研究を開始している。宇宙科学研究所宇宙科学研究本部(相模原キャンパス)の一般公開日には、モデルが展示されることもある。
中国 -
(無人月面車) (虹の入江) - - -  中国では嫦娥3号によって、2013年に月面の「虹の入江」へ無人月面車を投入し、土壌の採取・分析を行う計画があるとされる。2009年3月の段階では月面車は入札募集中の段階であり、具体的な仕様や開発状況などは伝えられておらず不明である。
Lunokhod1/画像著作権:NASA
Lunokhod1

ルナビークル/画像著作権:NASA
ルナビークル
トップへ

[ 火星 ]

マルス計画(Mars probe program)/画像著作権:NASA
Mars 2 & 3

マルス計画(Mars probe program)/画像著作権:NASA
Mars 2&3 Lander

マルス計画(Mars probe program)/画像著作権:NASA
Mars 6 & 7

火星探査「バイキング計画」(en: Viking program)/画像著作権:NASA
Viking01

火星探査「バイキング計画」(en: Viking program)/画像著作権:NASA

Viking02

火星探査計画「マーズ・パスファインダー」(Mars Pathfinder)/画像著作権:NASA
Mars Pathfinder

火星探査機「マーズ・ポーラー・ランダー」(MPL:Mars Polar Lander)/画像著作権:NASA

Mars Polar Lander

火星探査機「マーズ・ポーラー・ランダー」(MPL:Mars Polar Lander)/画像著作権:NASA

Mars Polar Lander

ビーグル2/画像著作権:NASA
ビーグル2

無人火星探査機「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」(Mars Exploration Rover, MER Mission)/画像著作権:NASA

MER Mission

無人火星探査機「マーズ・エクスプロレーション・ローバー」(Mars Exploration Rover, MER Mission)/画像著作権:NASA

MER_A & B

火星探査機「フェニックス」(Phoenix)/画像著作権:NASA
Phoenix
火星
ミッション 計画名 国籍/運用者 目的 着陸/衝突
日時
備考
1971
マルス2号
着陸機
マルス計画 ソビエト連邦 軟着陸 1971.11.27  着陸時損壊し通信途絶。
マルス3号
着陸機
1971.12.2  着陸時損壊し通信途絶。
1974
マルス6号
着陸機
マルス計画 ソビエト連邦 軟着陸 1974.3.12  着陸後通信途絶。
1976
バイキング1号
着陸機
バイキング計画 アメリカ/NASA 軟着陸 1976.7.20  軟着陸成功 / 初の地表画像。
バイキング2号
着陸機
1976.9.3  軟着陸成功。
1997
マーズ・パスファインダー
/ソジャーナ
ディスカバリー計画 アメリカ/NASA 軟着陸 1976.9.3  火星面探査車
1999
マーズ・ポーラー・ランダー マーズ・サーベイヤー '98 アメリカ/NASA 着陸 1999.12.3  着陸前に通信途絶。
2003
ビーグル2 マーズ・エクスプレス イギリス/ESA(欧州宇宙機関) 着陸 2003.12.25  着陸前に通信途絶。
2004
MER-A
(スピリット)
マーズ・エクスプロレーション・ローバー アメリカ/NASA 火星探査車 2004.1.3  火星面探査車「スピリット(MER-A)」を参照。
MER-B
(オポチュニティ)
2004.1.25  火星面探査車「オポチュニティ(MER-B)」を参照。
2008
フェニックス マーズ・エクスプロレーション・プログラム アメリカ/NASA 火星探査車 2008.5.25  極点地域が生存に適しているかどうかの調査。
 2008年11月10日(日本時間 11日) 日照不足による太陽電池の電力低下のため活動停止したと発表される[4]。最期の通信は11月2日。活動期間は当初想定された3ヶ月を超え5ヶ月以上に及んだ。
 しかし日照の回復により活動を再開できる可能性もわずかながら存在するため、運用終了後も断続的に交信が試みられている。
トップへ

火星面探査車
国名 計画名
車名称 場所 年月日 走行期間 走行距離 備考
アメリカ マーズ・パスファインダー
ソジャーナ エリーズ渓谷 1997.7.4 83火星日
(約三ヶ月間)
半径500m  ローバーは1cm/sの速度で移動でき、通信中継基地をかねる着陸機を中心として半径500mを走行できた。
ローバーに搭載されたAlpha Proton X-ray Spectrometer (APXS)は岩石に含まれる元素を0.1%の精度で検出した(水素を除く)。その結果、地球の安山岩、玄武岩に似た組成を持つ石が発見され、それぞれできた年代が異なる石が複数発見されたことから、かつて洪水によってこれらの石が運ばれたのではないかと考えられ、太古の火星に水があった証拠の一つとされた。
ローバーは前面にステレオモノクロカメラ1対、後部に1つのカラーカメラを搭載し、83火星日の間に550枚の画像を地球に送信し、16の化学的成分分析を行った。
マーズ・エクスプロレーション・ローバー
スピリット
(Spirit・MER-A:Mars Exploration Rover A)
グセフ・クレーター 2004.1.3.4h35m
UTC
2010.1.4
(6年目を超え稼動中)
21km超
(6年目を超え稼動中)
 火星に送られた無人探査車の一つである。
 2003年6月10日に打ち上げられ、2004年1月3日に火星表面に着陸した。打ち上げ直前の2003年2月1日に発生したコロンビア号空中分解事故を受けて、中型ゲインアンテナの裏には死亡した搭乗員7人を記念したプレートが取り付けられている。また着陸地点は「コロンビア・メモリアル・ステーション」と命名された。
 火星大気中の埃が太陽光発電パネルに積もり、発電量低下が続いていたが、2005年3月12日と2009年2月6日には、火星表面に発生するつむじ風によってパネルの埃が吹き飛ばされたのか、発電量が回復している。
 2009年5月、トロイと呼ばれる砂地を通過しようとした際に車輪が土に埋まり、身動きがとれなくなった。以来その場にとどまって観測を続けている。脱出のための車輪回転が同年11月17日から断続的に行われたが成功せず、NASAは2010年1月26日に脱出を断念し、静止観測点としての活動を続けると発表した。
−−−−−−−−−−−−−−−−
[2010.3.24:NASA]
 「スピリット(MER-A)」は既に走行を断念し、静止観測点としての運用が続けられている。ただ、太陽電池による発電量が低下し、現在、週1回程度の交信が行われているが、まもなく冬眠モードに入り、数ヶ月間にわたって交信が途絶える可能性があるという。
−−−−−−−−−−−−−−−−
[2010.3.31:NASA]
 マーズ・エクスプロレーション・ローバー「スピリット」が消費電力を抑える冬眠モードに入った可能性があると発表した。
 スピリットとの通信が予定されていた3月30日、地球の運用チームには何も届かなかった。22日には通信に成功しているので、この間にスピリットの電力が低下して電波の送信を停止した可能性が高い。
 これは予定通りの事態だ。スピリットが滞在している火星の南半球は、これから本格的な冬に入り、日照量が減少する。スピリットは太陽電池で活動するので、通信をはじめ大半の機能を停止した「冬眠状態」でこれを乗り越えねばならな
い。ただし、すでに3回の越冬に成功しているスピリットだが、今回は非常に厳しい状況で迎える。
 スピリットはもはや「探査車」として活動できない。6個中2個の車輪が動かなくなり、砂地にはまっているからだ。太陽電池を日光の当たりやすい角度へ向けることも、太陽電池に積もった砂をふるい落とすことも満足にできない。老朽化した電子装置が低温状態に耐えられるかどうかも未知数である。  火星の南半球は今年5月に冬至を迎える。運用チームは、機会あるごとに通信を試みて、スピリットの電力が回復して通信を再開するまで待ちたいとしている。
オポチュニティ
(Opportunity・MER-B:Mars Exploration Rover B)
メリディアニ平原 2004.1.25.5h5m
UTC
2010.2.25
(6年目を超え稼動中)
19,36014km
(6年目を超え稼動中)
 マーズ・エクスプロレーション・ローバープログラムで使用された2台の探査車のうちの2号機である。この3週間前には1号機のスピリットが平原の反対側に着陸していた。
 探査車は、NASAが想定した耐用期間の10倍以上が過ぎた2008年現在も性能を維持したまま活動を続け、火星の地質学的な分析を行っている。
−−−−−−−−−−−−−−−−
 運用7年目に突入した火星探査車(ローバー)の「オポチュニティ」(MER−B)に対し、米航空宇宙局(NASA)はソフトウェアのアップデートを行い、火星表面の岩石を調査するかどうか、自身で判断できる機能が追加されたようだ。
 NASAによると、ソフトウェアのアップデートは今年の冬に行われ、「自律探査収集促進科学」(AEGIS)と呼ばれるこの新しいシステムは、「オポチュニティ」が新しい場所に到着した際、自動的にナビゲーションカメラで画像を撮影し、画像に写った岩石を識別できる。その後、自動的に岩石の色や形などを調べ、調査価値のある岩石を判定した場合、パノラマカメラとフィルターを使って、さらに複数の画像を撮影する。
 これまでの探査では、火星の画像を一旦地球に送り、その画像をチームが分析し、さらなる調査を行うかどうかを判断していた。データのやりとりに時間がかかることや、送信できるデータ量に制限があるなどの欠点があったが、この新システムを用いることによって、より効率的な探査が期待できるという。

「私たちはこのシステムを開発するのに、ジェット推進研究所で何年も費やしてきました。
 6年前、私たちはこれをオポチュニティで使用できるとは全く予想しませんでした」

 今回のシステム開発にあたって、ジェット推進研究所のタラ・エスリン氏はこのように述べた。
 なお、この新システムは、将来の火星探査車に搭載される狭角な観測機器に役に立つと期待されている。
−−−−−−−−−−−−−−−−
[2010.3.24:NASA]
「オポチュニティ(MER-B)」の火星での総走行距離が20kmを超えたと発表した。
 「オポチュニティ」は2003年7月に打ち上げられ、2004年1月に火星のメリディアニ平原に軟着陸した。当初予定されたミッションは3ヶ月間だったが、それを遥かに超え、既に2191火星日(74ヶ月間)活動している。これまで「オポチュニティ」はエンデュランス・クレーターやビクトリア・クレーターなどを探査してきたが、現在はエンデバー・クレーターに向かって、南下している。
フェニックス (Phoenix)
フェニックス
(Phoenix)
火星の北極 2008.5.25 (5ヶ月以上
2008.11.10)
    アメリカ航空宇宙局(NASA)の管理下で、アリゾナ大学の月惑星研究所(LPL:Lunar and Plnanetary Laboratoruy)を中心にカナダ宇宙庁と航空宇宙業界も加わって共同開発された火星探査機である。
 2007年8月4日に打ち上げられ、2008年5月25日に火星の北極の、氷の豊富な地域に着陸。着陸後はロボット・アームで北極域の地表を掘り上げて過去の水に関する情報を探し、火星が微生物にとって適切な環境であるかどうかを調べた。
イギリス/ESA(欧州宇宙機関) マーズ・エクスプレス
ビーグル2   2003.12.25      カザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズロケットで打ち上げた火星探査機であり、ESAとしては初の惑星探査ミッションとなる。着陸前に通信途絶。
cf.
 UTC : 協定世界時
ソジャーナ/画像著作権:NASA
ソジャーナ

スピリット(MER-A) & オポチュニティ(MER-B)/画像著作権:NASA
スピリット(MER-A)
& オポチュニティ(MER-B)


フェニックス/画像著作権:NASA
フェニックス

ビーグル2/画像著作権:NASA
ビーグル2
トップへ

[ その他の天体 ]

[ 木星 ]

木星探査機「ガリレオ」の軌跡(1989.10.18-2000.12)/画像著作権:NASA

ガリレオ
木星
ミッション 計画名 国籍/運用者 場所 着陸/衝突
日時
備考
1973
1995
ガリレオ   アメリカ/NASA 大気圏突入観測機 1995.12.7  2003年9月21日軌道周回観測機 NASA 軌道周回観測および意図的な観測機の大気圏突入により木星大気圏内で崩壊に至る様子を観察した(最終的には軌道周回観測機も機体に付着している微生物がエウロパを汚染することを防ぐために木星へ突入・崩壊させた)。
トップへ

[ 小惑星 ]

NEARシューメーカー(ニア シューメーカー・NEAR:Shoemaker)/画像著作権:NASA
NEAR Shoemaker

Hayabusa/画像著作権:NASA
Hayabusa
小惑星
小惑星 ミッション 国籍/運用者 場所 着陸/衝突
日時
備考
2001
エロス シューメーカー(NEAR)
/
ディスカバリー計画
アメリカ/NASA 周回 2001.2.12  周回探査のみを行う計画だったが、延長ミッションとして着陸を試み成功 / 小惑星地表から16日間に渡ってデータ送信を行う。
2005
イトカワ はやぶさ 日本/JAXA サンプルリターン計画 2005.11.20  2010年6月の地球帰還を目指して飛び続けている。
トップへ

[ 衛星 ]

土星探査機「カッシーニ」(Cassini-Huygens)/画像著作権:NASA

Cassini-Huygens
衛星
衛星 主星 ミッション 国籍/運用者 場所 着陸/衝突
日時
備考
2005
タイタン 土星 ホイヘンス・プローブ
(カッシーニ)
ESA/NASA/ASI 軟着陸 2005.1.14  軟着陸成功
2008
エンケラドゥス 土星 ホイヘンス・プローブ
(カッシーニ)
ESA/NASA/ASI 探査 2008.3.12  探査機 / エンケラドゥスの蒸気プルームを通過 / 着陸はしなかったが、エンケラドゥスの大気の様子を伝えた。
トップへ

[ 彗星 ]

ディープ・インパクト(Deep Impact)/画像著作権:NASA
Deep Impact
彗星
彗星 ミッション 国籍/運用者 場所 着陸/衝突
日時
備考
2005
テンペル第1彗星 ディープ・インパクト
/
ディスカバリー計画
アメリカ/NASA 衝突体 2005.7.4  173日をかけて約4億3100万kmを旅したのち、テンペル第1彗星に向けて、重さ約370キログラムの衝突体(インパクター)を発射した。衝突体は、米東部夏時間の7月4日午前1時52分に彗星に衝突した。衝突時のスピードは時速約3万7000kmだった。
トップへ

[ その他の天体 ]

その他の天体
ミッション 計画名 国籍/運用者 場所 着陸/衝突
日時
備考
トップへ