【 流れ星(ながれぼし) . /流星(りゅうせい・meteor,shooting star) 】
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【流れ星(ながれ-ぼし)】
(1)「流星(りゆうせい)」に同じ。[季]秋。
【流星(りゅうせい)】
大気中に突入してきた固体粒子。大気に突入すると高温を発し、夜間ならば地上
100kmほどの高さで光を放つのが見られる。地上まで落下したものを隕石(い
んせき)という。流れ星。はしりぼし。よばいぼし。奔星(ほんせい)。[季]秋
。
−三省堂提供「大辞林第二版」−
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【 流星(りゅうせい・meteor, shooting star)】
天体現象の1つで夜間に天空のある点で生じた光がある距離を移動して消える現
象である。一般的に「流れ星」とも呼ばれる。原因としては流星物質と呼ばれる太
陽の周りを公転する小天体が、地球(または他の天体)の大気に衝突、突入し発光
したものである。
−3等から−4等程度よりも明るい流星は、火球と呼ばれる。中には満月より明
るい光を放ち、夜空全体を一瞬閃光のように明るくするものもある。
流星の元になる小天体は、0.1mm以下のごく小さな塵のようなものから、数
cm以上ある小石のようなものまで様々な大きさがある。こうした天体が地球の大
気に秒速数kmから数十kmという猛スピードで突入し、上層大気の分子と衝突し
てプラズマ化したガスが発光する(小天体が大気との空力加熱などにより燃えた状
態が流星として見えているわけではない)。これが地上から流星として観測される
。通常流星は地上より150kmから100km程度の高さで光り始め、70km
から50kmの高さで消滅する。しかし、元の小天体が特に大きい場合などには、
燃え尽きずに隕石として地上に達することがある。なお、見た目に消滅する場合に
も流星塵として地球に降り注いでいる。
流星の元になる小天体は、主に彗星から放出されたものである。彗星は太陽に近
づく度に無数の塵(小天体)を放出している。これらの塵は太陽の周りをほぼ彗星
の軌道と同じ軌道で公転する。その残された塵が地球に降り注ぐことで、流星を発
生する。
これに対して、主に小惑星軌道から来たものは通常の流星よりもかなり明るく輝
き、火球と呼ばれる。まれに隕石となって地上に落下する天体は、小惑星軌道の物
が多く、空で観察された場合には火球となって飛んでいることになる。火球はその
明るさのため夜間だけではなく、昼間に観察されたり撮影された場合もある。それ
に対して流星は大気圏内で燃え尽きるため、地上に直接落下するものはなく、小さ
なちり(宇宙塵)となって地上にふりそそぐ。
流星が流れた後の大気はイオン化され電離層が発生する。この電離層が電波を反
射させて、遠方にあり通常では聞こえることがないFM放送を短時間だけ聞くこと
ができる。このことを利用して、流星電波観測などが行われている。最近では、電
波を常時送信するアマチュア無線ボランティア局の電波を利用して、同様の観測が
行われている。
毎年ある決まった時期になると、天球上のある1点から流星が放射状に飛び出し
てくるように見える事がある。これを流星群と呼ぶ。これは主に彗星が通った後に
残された塵の集合体がある空間に、地球が公転運動によって差し掛かる事により発
生する現象である。また、流星が飛び出してくる点を放射点、または輻射点と呼ぶ
。年間数十個以上の流星群が知られている。流星群に属する流星を群流星と呼ぶ。
これに対して、流星群に属さない流星は散在流星と呼ばれる。同じ流星群に属する
流星は速度などが同じようになる傾向がある。
完全に観測者の方向に流星が飛んでくる場合には、流星は「突如明るい星が発生
し、それが暗くなって見えなくなる」ように見える。これが静止流星あるいは停止
流星という。通常の流星の太陽系での軌道を計算するには、同一流星を複数の観測
地点で撮影し、発生点と消失点を空間上で明確にすることが必要であるが、静止流
星の場合は、その位置がきちんと観測できれば、その静止流星の太陽系での軌道は
容易に計算できる。
一般には、地上に落ちた流星が隕石であると捉えられているが、流星と隕石の太
陽系内の軌道は明確に違っている。軌道がはっきりと観測された隕石は4例しかな
いが、それらは全て小惑星帯のものであり、隕石の起源は小惑星帯であることが予
想されている。また、流星の軌道は彗星と一致するものがほとんどで、彗星が通っ
たあとの塵が流星の発生源となることが予想されている。
流星は大気圏内で燃え尽きる、また地上のある地点に向かう流星の発生する確率
は低いので、観測者にぶつかる心配はまずない。隕石が人間にぶつかったとされる
例は、1954年のアメリカのアラバマ州シラコーガに住むアン・ホッジスの例(
ホッジス隕石)と、2002年8月22日のイギリスのノース・ヨークシャーの少
女Siobhan Cowtonの例がある。
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