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仮説上の天体
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 仮説上の天体では、学問上の仮説として存在が提唱され、後に存在が否定された
か、存在が確認されていない天体について記述する。
 インド占星術など、科学ではないが占星術や神秘学などでの仮説上の惑星につい
てもこの項目で解説している。
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天文学上の仮説                    
 ・ 太陽系の惑星 : バルカン 惑星X      
 ・ 太陽系の衛星 : 水星の衛星 金星の衛星 地球の衛星 火星の衛星 小惑星の衛星
     木星の衛星 土星の衛星 天王星の衛星    
 ・ 太陽系外縁天体 : セドナの同類 オールトの雲 伴星ネメシス    
 ・ 仮説上の系外惑星 :          
 ・ 人工的な電波源 :          
 ・ グレート・アトラクター :          
太陽系生成論上の仮説                    
     フェイトン 後期重爆撃の原因天体 テイア その他の原始惑星 破壊された衛星・彗星
神秘学・占星術などの仮説                    
     反地球 ニビル/氷惑星 ラーフとケトゥ 太歳  
仮説上の天体分類                    
     惑星 恒星 ブラックホール コンパクト星など  
架空の惑星一覧                    

[ 天文学上の仮説 ]

太陽系の惑星

バルカン
 19世紀に水星の更に内側軌道を公転しているとされた想定上の惑星である。
の近日点移動を解決できるものとして、その存在が考えられたが確認されず、現
在では存在しないとされる。
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惑星X (わくせいエックス・Planet X) 】
 海王星よりも遠い軌道を公転していると仮定される惑星サイズの天体である(X
はローマ数字の10を表すのではなく、未確認を意味する英語アルファベットのエ
ックス)。惑星Xが存在するという説は、ガス惑星、特に
天王星海王星の軌道運
動に理論との矛盾が見られたことから、最初は9番目の惑星として、1930年の
冥王星発見以降は第10惑星として主張されてきた。この矛盾の多くは後の観測で
はほぼ解消したが、20世紀末以降に多数の
太陽系外縁天体が発見されたことで、
それらの分布を説明する根拠として再び惑星Xの存在を仮定する説が唱えられてい
る。
 
冥王星は惑星Xの探索の過程で発見された天体であったが、研究者が捜し求めて
いた惑星Xではなかった。2006年8月24日、
国際天文学連合(IAU)総会
において
太陽系の惑星の定義が決定され、太陽系の惑星は海王星までの8つとされ
た。仮に今後惑星サイズの天体が発見されたとしても、IAUの定義に照らして惑
星と認められるかどうかは不明である。
 大衆文化においては、惑星Xは未発見の
太陽系天体や第10惑星(冥王星準惑
への再定義後は第9惑星)を指す一般的な代名詞となっている。
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太陽系の衛星

水星の衛星
 1974年、マリナー10号水星フライバイ中に紫外線を観測しており、未知
の衛星によるものだという説がある。
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金星の衛星
 17世紀から19世紀にかけて金星の衛星が度々観測され、エジプト神話のネイ
トからネイト(Neith)と名づけられた。その存在について長年議論が続いて
いたが、最終的には否定された。
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地球の衛星
 1846年、フランストゥールーズ天文台のプチは、複数の流星の軌道を研究し
た結果、
地球の衛星軌道(近地点高度11.4km、遠地点高度3570km、公
転周期2時間44分)に乗っている流星を発見したが、軌道決定の不確実さなどか
ら疑問視された。この衛星を、ドイツ語で「小さな欠片」という意味のクラインヒ
ェン(Kleinchen)と呼ぶ者もいる。
ジュール・ヴェルヌのSF小説『月
世界へ行く』(『
月世界旅行』後編)にはこの衛星(軌道要素はやや異なる)がプ
チの名と共に登場する。
 1898年、ハンブルクのヴァルテマットは、月の軌道の揺らぎから、
地球から
の距離103万km、直径700km、公転周期119日、会合周期177日の第
2の衛星を仮定し、その衛星の太陽面通過を予言した。そして、予言どおり太陽面
通過を観測したと主張し、さらにその年のうちに、第3の衛星を予言した。しかし
、太陽面通過だとされた現象は実際は
黒点であった。700kmもの大きさがある
なら簡単に観測できるはずだが、直接観測がまったくなされないことからも、この
衛星の存在は否定された。ただし1918年、占星学者セファリアルは、この衛星
は実在するが真っ黒だから観測できないのだとして、
旧約聖書リリスからリリス
(Lilith)と名づけた。ダークムーン(dark moon)と呼ぶ者もい
る。
 1950年代から70年代にかけて
地球トロヤ点コーディレフスキー雲
(Kordylewski cloud)が観測されたといわれる。その後は観測
例がほとんどないため、実在を疑われている(実在するとしても観測は極めて難し
いと考えられている)。
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火星の衛星
 ガリレオは、1610年の土星の環に関する発見をアナグラムで発表した(誤報
の危険を避けつつ先取権を確保するため、当時はよく行われていた手段である)。
ケプラーはこのアナグラムを誤って解読し、「ガリレオは火星の衛星を発見した」
と誤解した。
 1643年、
カプチン修道会のスキルレウス(Schyrleus)は火星に複
数の衛星を発見したと主張した。なお彼は同じ年に
木星にも衛星を「発見」してい
る。
 1747年、ドイツのキンダーマン(Kindermann)が、火星に1つの
衛星を(1744年に)発見したと主張した。公転周期は59時間50分6秒とさ
れた。
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小惑星の衛星
 1978年、小惑星エルクリーナが恒星SA0 120774を掩蔽したとき、
掩蔽の前後にも減光が観測された。ローウェル天文台ボーエルらは、複数地点で
の観測をもとに、
エルクリーナに衛星が存在することを示した。しかし、それ以降
のさまざまな観測でも衛星は発見されていない。
 1979年、
アリゾナ大学のテデスコは、小惑星パレス小惑星オフィーリア
小惑星ニサの光度曲線が食変光星に似ていることから、これらは巨大な衛星を持つ
二重小惑星だという仮説を立てた。
 1979年から1980年にかけ、
紫金山天文台の王思潮らは、小惑星メティス
の写真にコブのようなでっぱりを発見し、衛星であるとした。
 なお、初めて公式に発見が認められた小惑星の衛星は、1993年に
探査機ガリ
レオ
が発見した、小惑星イダの衛星ダクティルである。
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木星の衛星
 1643年、カプチン修道会のスキルレウス(Schyrleus)は、木星に
5つの(
ガリレオ衛星に次ぐ5〜9番目の)衛星を発見したと主張し、ウルバヌス
八世の星々
と名づけた。なお彼は同じ年に火星にも衛星を「発見」している。
 1975年、
小惑星キロンの発見者でもあるコワルが木星の新衛星を撮影した。
撮影には何度か成功したが、正確な軌道が求まる前に見失ってしまった。2000
年にはシェパード(S.S.Sheppard)らが再発見した。
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土星の衛星
 1610年、ガリレオは、土星の環を、土星の左右に並ぶ2つの衛星だと誤認し
た。1616年の観測では、観測条件がよかった(
地球から見た土星の傾きが大き
くなった)ため、衛星でないことが確認された。ただし、
ガリレオを「取っ手
」と表現し、最後までリングだとは気づかなかった。
 1861年、
ゴルトシュミットタイタンヒペリオンの間に第9衛星を発見し
たと発表し、
ギリシャ神話ケイロンからキロン(Chiron)と名づけた。し
かしキロンは再観測されず、1898年に
ピッカリングが発見したフェーベが第9
衛星となった。
 1904年、
ピッカリングタイタンヒュペリオンの間(ゴルトシュミット
キロンと似ているが具体的な軌道は大きく異なる)に第10衛星を発見し、
ギリシ
ャ神話
テミスからテミス(Themis)と名づけた。テミスもまた再観測され
ることはなかったが、1960年ごろまでは天文年鑑に掲載されていた。しかしつ
いに、1966年に発見された
ヤヌスが第10衛星とされた。
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天王星の衛星
 1787年、ハーシェルは天王星に6つの衛星を発見した。うち2つはチタニア
オベロンである。しかし他の4つは恒星の誤認だった。
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太陽系外縁天体

セドナの同類
 小惑星セドナは、軌道長半径500天文単位という他に例のない長大な軌道を持
っているが、たまたま今は近日点近くにおり、またかなり大きいため、発見するこ
とができた。
 
セドナと似た軌道の、しかし、セドナほど観測条件が良くなく未発見の天体が他
にも多数ある可能性がある。それらは、内
オールトの雲(inner Oort 
Cloud)、E−SDO(Extended Scattered Disc 
Object)、DDO(Distant Detached Objects)
などと呼ばれている。
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オールトの雲
 オランダの天文学者ヤン・オールト長周期彗星非周期彗星の起源としてオー
ルトの雲という太陽系を球殻状に取り巻いていると考えられる仮想的な天体群の存
在を主張している。2007年において確認されている太陽系天体の中で、オール
トの雲に属すると推測される天体は
長周期彗星非周期彗星(前者を後者に含める
こともある)のみである。詳細は
彗星の一覧を参照。
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伴星ネメシス
 ネメシス(Nemesis)仮説は、太陽伴星が存在するのではないかという
説。
 リチャード・ミューラーが著書『恐竜はネメシスを見たか』などで提唱した、2
600万年周期で
太陽を回る伴星。2600万年ごとにオールトの雲を乱し、太陽
彗星が無数に飛来することにより恐竜などの大量絶滅が起きたとされる。
 
赤色矮星もしくは褐色矮星であるため非常に暗いが観測は可能であるとされる。
にもかかわらず見つからないのは単に大きな
固有運動を行う恒星であると見なされ
ているからであると説明する。公転周期が大きすぎるため、他恒星の重力の影響で
存在できないとも言われている。
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仮説上の系外惑星
 ピート・ファンデカンプは、アストロメトリー的観測に基づいてバーナード星
惑星の存在を1936年から主張していた。惑星の公転周期は25年とされ、一時
期その存在はかなりの信憑性を持って語られていたが、さらなる観測により197
0年代までに否定された。
ファンデカンプの時代には他にもいくつかの系外惑星
発見が報告されていたが、その後の観測によりいずれも誤認であることが判明した
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人工的な電波源
 地球外知的生命体探査(SETI)とは観測天文学的に言えば、ある種の特徴的
な電波を発する電波天体の捜索である。この「天体」の存在は1960年ごろから
予想されているが、現在にいたるまで、確実な発見はない。
 唯一の例外かもしれないものは、1977年、
オハイオ州立大学ビッグイヤー
電波望遠鏡
が短時間だけ観測した未知の強い電波源、Wow!シグナルである。た
だし、観測は1回きりで、再観測は成功していない。
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グレート・アトラクター
 銀河系近傍の銀河の動きの観測により、銀河系から2億光年の位置にグレート・
アトラクター
(Great Atractor)と呼ばれる重力源が見つかってい
る。非常に大規模な銀河団があると予想されているが、直接観測は困難である。
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[ 太陽系生成論上の仮説 ]

フェイトン (第5惑星) 】
 小惑星帯の起源として「第5惑星 (Planet V [翻訳] )」が仮定されることがあ
る。ここでの第5惑星 (
Planet V [翻訳] )とは、現実の太陽系第5惑星 (Planet
V
[翻訳] )木星のことではなく、その手前の、火星木星の間にある小惑星帯がか
つてひとつの惑星であったとする仮説である。
 この惑星を、ソ連の天文学者セルゼイ・オルロフ(
Sergei Orlov
は、
ギリシャ神話パエトーンからフェイトン(Phaeton)と名づけた。
 
火星軌道と木星軌道の間は、ティティウス・ボーデの法則のn=3の位置に当た
るため、かねてから惑星の探索が行われた。結局見つかったのは
ケレスをはじめと
する
小惑星であったため、かつてこれらはひとつの惑星だったのではないかという
説が立てられ、その惑星の名をフェイトンとした。しかし
小惑星帯にある小惑星
すべてあわせても
地球の1/35程度しかなく、現在では木星の重力の影響で
惑星になることができなかった
微惑星の名残りと考えられている。たとえこの位置
に小規模の惑星があったとしても、
太陽系の創成期にあたる数十億年以上前であろ
う。

ティティウス・ボーデの法則
天体 距離 (AU)
法則 実際
水星 −∞ 0.4 0.39
金星 0 0.7 0.72
地球 1 1.0 1.00
火星 2 1.6 1.52
フェイトン 3 2.8 -
木星 4 5.2 5.20
土星 5 10.0 9.54
天王星 6 19.6 19.19
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後期重爆撃の原因天体 (第5惑星) 】
 また、上記とは別に、後期重爆撃期を説明するために、やはり火星木星の間に
惑星が仮定されることがある。この惑星は、提唱者チェンバーズ(John Ch
ambers)とリサウアー(Jack Lissauer)によりと名づけられ
た。
 この第5惑星 (
Planet V [翻訳] )は火星小惑星帯の中間の軌道を持ち、当初
は円軌道を周回していたが、
太陽系形成後数億年に軌道が不安定化し、地球をはじ
めとする岩石惑星やその衛星への小天体の衝突が頻発する時代(
後期重爆撃期)を
招いたとされる。(詳細は
後期重爆撃期第5惑星説を参照)。
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テイア
 の形成を説明する仮説の1つ、ジャイアント・インパクト説において、地球
衝突したとされる天体(
原始惑星)を、ギリシャ神話テイアーからテイア(Th
eia)と呼ぶことがある。この天体は
地球の半分程度の直径を持ち、衝突時に
周回軌道に破片を巻き上げ、の形成の原因になったとされる。
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その他の原始惑星
 その他の原始惑星の他にも、以下のような原始惑星を想定する仮説がある。
水星マントルが極めて薄いのを、原始惑星の衝突によりマントルが吹き飛ばさ
 れたと説明する仮説。
火星の北半球と南半球の地形が大きく異なるのを、北極に衝突した原始惑星によ
 る巨大クレーターが北半球を覆っていると説明する仮説。
天王星自転軸の大きな傾きを、原始惑星の衝突によるモーメントで説明する仮説
 。
冥王星の衛星カロンの存在を、地球に起きたものと同様のジャイアント・インパ
 クト
で説明する仮説。
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破壊された衛星・彗星
 土星の環は、数百万年以上の時間スケールでは安定でないため、衛星が比較的最
近破壊されて生まれたとする仮説がある。
 
木星の衛星はいくつかの「群」に分類されるが、ヒマリア群アナンケ群カル
メ群
パシファエ群の衛星はそれぞれ軌道に共通点が多く、かつてはそれぞれ1つ
の大型衛星だったのが破壊されたと考えられている。
 
彗星にも、クロイツ群など、かつては1つの彗星だったと考えられるグループが
ある。
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[ 神秘学・占星術などの仮説 ]

反地球
 反地球仮説は、地球と同じ軌道上の、太陽をはさんだ反対側のラグランジュ点L
に惑星が存在するのではないかという説。
 10を聖なる数とする
ピュタゴラス学派により、(土星までの地球を含む6惑星
太陽恒星天に加えるべき)10番目の天体として仮想された。
 この仮説は
の裏側と同じで地球から観測できない盲点であるという発想から生
まれた説だが、実際は
地球太陽に対する公転軌道は楕円形であるため実在してい
れば
地球から直接観測することは可能であるし、地球近傍小惑星彗星などの軌道
にも影響を与えるはずである。それら直接および間接的な観測によって存在しない
ことがわかっている。
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ニビル/氷惑星
 第10番以降の惑星のうち、普段は冥王星の外にありながら、小惑星帯地球
まで迫る極端な楕円型の軌道を持つもの。代表格はニビルと氷惑星である。このよ
うな軌道をとる天体として
長周期彗星ダモクレス族と呼ばれる小惑星が実在する
が、惑星クラスの天体については他の惑星に及ぼす重力の影響が観測されないこと
から、存在は否定されている。
 ニビルとティアマトの伝説は、考古学者
ゼカリア・シッチンZecharia
 Sitchin
)らがバビロニア神話の遺跡の文言を解読して提唱した説。36
00年周期の楕円軌道で
太陽をまわる惑星で、アヌンナキという知的生物が住むと
いう惑星ニビルは、
第5番惑星ティアマトに自らの衛星を衝突させ、ティアマトを
崩壊させたとされる。
ハインリッヒ・シュリーマンによって実在しないと考えられ
ていた
ギリシャ神話に登場するトロイア遺跡の発掘以降、神話の出来事を実在した
ものと解釈する風潮がおき、その極論によって考え出されたものである。
 氷惑星仮説は、
地球にまで迫る軌道を持つ惑星により、地球に水や生命がもたら
されたとする説。高橋実が著書『灼熱の氷惑星』で提唱した。後にアニメ『
宇宙戦
艦ヤマト
』に登場したアクエリアスの名でも知られる。
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ラーフケトゥ
 インド占星術では従来知られていた七曜星のほかにラーフ(羅?星)とケトゥ
計都星)という2つの惑星を想像して
九曜星としている。これらは黄道上にあるの
で見えず、日食や月食を引き起こすと考えられていた。
インド神話によれば、ラー
はもともと複数の首と尾を持つ蛇(あるいは竜)であったとされるが、乳海攪拌
の際に
アムリタをこっそりと飲み、これを知ったヴィシュヌチャクラによって胴
体を2つに引き裂かれ、上半身が暗黒星
ラーフ、下半身が彗星ケトゥになったとい
われる。
cf.
【 ラーフ (羅?星 / 黄幡星 / ドラゴンズヘッド) 】
 
九曜の1つ。インド神話ヒンドゥー教仏教などによれば日食や月食を引き起
こす謎の暗黒星。
 
インド占星術では黄道と白道の交点のうち、月が南から北へ通過する点にある惑
星とされる。
【ケトゥ (ケツ / 計都星 / ドラゴンズテイル) 】
 
九曜の1つ。インド神話ヒンドゥー教仏教などによれば彗星あるいは流星と
されるが、他の九曜と同じく惑星として扱われる。
 
インド占星術では黄道と白道の交点のうち、月が北から南へ通過する点にある惑
星とされる。
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太歳 (たいさい) 】
 古代中国の天文暦学では、便宜上、木星鏡像となる仮想の惑星「太歳」(たい
さい)を設定していた。
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[ 仮説上の天体分類 ]

海洋惑星の想像図
海洋惑星の想像図

炭素惑星の想像図
炭素惑星の想像図

主星の手前を横切るHD 209458b(クトニア惑星)の想像図
主星の手前を横切る
HD 209458b(
クトニア惑星)
の想像図
惑星
海洋惑星
(ocean planet)
 表面が完全に海で覆われた惑星。
炭素惑星
(carbon planet)
 地殻がグラファイトダイヤモンドでできた惑星。
クトニア惑星
(Chthonian planet)
 木星型惑星の外層が剥がれ、固体核が露出した惑星。
トロヤ惑星
(Trojan planet)
 巨大惑星のラグランジュ点(L4またはL5)を公転する惑星。
コア無し惑星
(
Coreless planet)
 中心部に金属質のコアを持たない岩石惑星
ラグランジュ点
ラグランジュ点
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恒星
種族IIIの恒星
(population III star)
 宇宙で最初に生まれた、金属元素をまったく含まない恒星。
ダイソン球
(Dyson sphere)
 恒星を覆う人工的な球殻。非常に明るい赤外線天文学として観測されると予言されている。
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ブラックホールの直接観測の想像図
ブラックホールの
直接観測の想像図


ブラックホール
ブラックホール
(black hole)
 存在はほぼ確実だが、直接観測はなされておらず、ブラックホールは存在しないという異説もある。
ダークエネルギー星
(
dark energy star)
 ダークエネルギーを吸い込んでいるブラックホール。
超極限カー天体
(super-extreme Kerr object)
 非常に自転が速いカーブラックホール
マイクロブラックホール
(micro black hole)
 量子サイズの微小なブラックホール。質量は小惑星程度。
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コンパクト星など
Q星
(
Q star)
 超対称性粒子などを含む中性子星
クォーク星
(quark star)
 ストレンジレット(核子を構成しないクォーク塊)でできた天体。
黒色矮星
(black dwarf)
 冷え切った白色矮星。現在はまだ存在しないと推測されている。
重力星
(
gravastar)
 ブラックホールに似るが特異点を持たない。
プレオン星
(
preon star)
 プレオンでできた天体。
cf.
【プレオン (preon) 】
 
クオークレプトンなどを複合粒子と考える統一模型の中で導入される基本粒子。
ボソン星
(
boson star)
 ボソンでできた天体。
ホワイトホール
(white hole)
 ブラックホールの逆の性質を持つ天体。
MECO
(magnetospheric eternally collapsing object)
 ブラックホールに似るが非常に強い磁場を持つ。ブラックホールと思われている天体が実際はMECOかもしれない。
<B>中性子星</B>/右上方向にジェットを放出するほ座のベラ・パルサー。中性子星自体は内部に存在し、ガスに遮蔽されて見えない。
中性子星/右上方向にジェット
を放出する
ほ座のベラ・パルサ
ー。中性子星自体は内部に存在
し、ガスに遮蔽されて見えない


クォーク星の候補 3C 58
クォーク星の候補 3C 58

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架空の惑星一覧
cf.
 フィクション作品に登場する架空の天体については、多数の架空天体が存在する
ため、詳細はWikipedia
架空の惑星一覧」を参照のこと。(-人-)
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